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いんきんたむしは、何科の病院にいけばいい?
いんきんたむし(股部白癬)は一般的に皮膚科が担当します。いんきんたむしの病原菌である「白癬菌」は肉眼で確認することができないため、医師の診察が必要。抗真菌薬で治療し、場合によっては紫外線照射が併用を行います。
いんきんたむしは「股部白癬(こぶはくせん)」ともよばれ、股間や太もも周辺の皮膚に強い痒みを生じます。原因は水虫と同じ病原因である「白癬菌(はくせんきん)」。いんきんたむしを治すためには、白癬菌を除菌しなくてはいけません。
いんきんたむしの原因、白癬菌とは
白癬菌は、人間の髪や爪、角質などに含有するタンパク質「ケラチン」を栄養源とするカビ。人間の体、イスや床などのあらゆる場所に存在しています。湿った場所を好み、湿度が70%以上、温度が15℃以上になると働きが活発になって菌の数が増殖します。
人間の皮膚に寄生した白癬菌は、皮膚のタンパク質を栄養源にしているため、なかなか死滅することはありませんが、皮膚からはがれ落ちた白癬菌は数週間経つと死滅します。30種類以上の菌の種類があり、土に宿る「土壌好性菌」、動物に寄生する「動物好性菌」、人間に宿る「ヒト好性菌」などがあります。
自己判断せずに病院にいくことが大切
股間や太もも周辺に発疹や小さな水泡が生じ、皮膚が赤くなって、痒みを伴う場合は、いんきんたむしかもしれません。しかし、いんきんたむしに類似した症状である可能性も。通常の湿疹や、カンジタ菌による「皮膚カンジタ」などの症状が考えられます。
それぞれ服用する薬が違うので、いんきんたむしに有効な薬が効かなかった場合・薬を服用して症状が悪化した場合は、病院での診療をオススメします。
いんきんたむしは皮膚科が担当分野
いんきんたむしは一般的に皮膚科が担当します。患部の皮膚をピンセットで一部採取し、顕微鏡で白癬菌がみられるか検査。白癬菌は肉眼では見えないため、医師による検査が必要です。治療は主に抗真菌薬の塗り薬で行い、症状は1週間ほどで改善するでしょう。
しかし、白癬菌を完全になくすためには1ヵ以上続けて塗布する必要があります。また、場合によっては白癬菌を死滅させるために、紫外線照射が併用されることあります。
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いんきんたむしの感染経路
いんきんたむしの原因は白癬菌。白癬菌の感染経路は主に人から人です。公共施設のイスや床から感染するケースがほとんどで、ほかにも性行為、自宅で飼っているペット、自らがもっている足の水虫などから感染します。
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水虫の原因とは
水虫の原因菌である白癬菌は、高温多湿を好みます。足は靴下や靴を履くため、白癬菌にとって繁殖しやすい環境ができてしまい、水虫ができやすくなります。また、汗や汚れなどで足の表面がアルカリ性の環境になってしまうことも、白癬菌が繁殖しやすい状態になります。
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白癬菌が感染すると水虫になる
水虫(足白癬)には、「趾間型」「小水疱型」「角質増殖型」の3症状が現れますが、いずれもカビの一種である「白癬菌」の繁殖が原因。白癬菌は感染力が高く、温泉やジムなど公共施設に行っただけで感染する場合もあります。
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いんきんたむしと似た病気、カンジタ
「いんきんたむし(股部白癬)」だと思っていたら、病院で「カンジタ」だと告げらることもあります。痒みや炎症が生じることは同じですが、病原菌、発症する部位、診療にかかる科が違います。
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水虫の具体的な症状
水虫は足のどこにできるかで「趾間型」、「小水疱型」、「角質増殖型」、「爪白癬型」の4つのタイプに分けることができます。タイプごとに症状も違い、「角質増殖型」と「爪白癬型」はかなり進行した状態ですので要注意です。
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手にも水虫はできる
手にできる水虫を「手白癬」と言います。手白癬は手の平にできることが多く、だんだん皮膚の角質が硬化して、足の水虫と同様にひび割れてボロボロと剥がれ落ちます。ステロイド系の軟膏を使うと悪化することもあり、皮膚科の診療を受けるのがオススメです。
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水虫とは
水虫は、正式には「足白癬(あしはくせん)」と言います。白癬菌(はくせんきん)というカビの仲間が、足の皮膚の角質や、その下の皮下組織へ侵食することによって起こる感染症です。
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