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いますぐ始められる若ハゲ対策とは

更新日:2016.12.15
公開日:2015.09.30
ドクター画像
この記事の監修者
アイランドタワークリニック 名古屋院院長 對馬彰利

10代後半や20代前半などの若い方は、仕事や遊びに忙しく、健康を意識しない生活をしがちです。しかし、そんな生活が若ハゲを招く原因にもなりえることをご存知でしょうか。若ハゲ対策には、まず生活を見直すことが大切です。

※“若ハゲ”という言葉は、若い頃から髪が薄くなっている状態を指す“若年性脱毛症”の別称とされていますが、実は、この“若年性脱毛症”という言葉も、ある種の脱毛症状を指す正式病名ではありません。ただし、どちらも広く認知されている言葉であるため、この記事ではあえて使用しています。

髪を守る!今日から始める若ハゲ対策

頭皮マッサージする男性

10代後半や20代前半は人間関係や趣味も広がり、食事や睡眠をおろそかにしがちな時期です。しかし、若い方にありがちな乱れた生活は、若ハゲを引きおこす、または悪化させる原因にもなるのです。生活を見直し、正すことが若ハゲ対策の第一歩です。薄毛の原因は様々ありますが、全てを対策することは難しいため、代表的な気にするべき点をいくつか下記にて解説します。

食生活を正す
毎日の食事が体を作るといっても過言ではありません。もちろん毛髪も毎日の食事から摂取される栄養を元に作られ成長しているもの。栄養不足の状態だと毛母細胞に十分栄養が行き渡らず、ヘアサイクルの乱れ、髪が抜けるのが早くなるなどの毛髪トラブルを引き起こします。また、食生活の偏りや過剰なダイエットなどは毛髪の材料となるタンパク質やそのタンパク質の合成をサポートする亜鉛不足に繋がります。若いうちから、バランスのとれた健康によい食事を心がけましょう。
ストレスを溜めない
過度なストレスは自律神経を緊張させ血行不良を招きます。毛髪の栄養を運んでいるのは血液ですから血流が滞ることは毛髪の成長にも大きな影響を与え、薄毛を促進させることになりかねません。とはいえ、仕事や人間関係も多忙になる若い世代の方にとってストレスの全くない生活は現実的ではありません。できるだけストレスを溜めないように、うまく発散させる方法を考えることが大切です。
睡眠時間をきちんと確保する
毛髪は寝ている間にダメージを修復します。睡眠が不足してしまうとダメージが修復されずにどんどん蓄積されることに。また、毛髪の成長にも影響を与える成長ホルモンも睡眠時に分泌されるので、抜け毛を予防したいのであれば夜更かしをせず、質の高い睡眠をきちんととるようにしましょう。
正しいお手入れを意識する
乱暴なシャンプーやコンディショナーなどの洗い残しは抜け毛の原因になるといわれています。また、朝シャンを習慣にしている人も多いとは思いますが、これは抜け毛の原因となる悪習慣。頭皮にとって必要な皮脂を洗い落とした状態で紫外線を浴びてしまうと頭皮は大きなダメージを受けてしまうことになるのです。皮脂は過剰に分泌されると毛穴を詰まらせたり、頭皮環境を悪化させる原因になりますが、頭皮を保護する大切な役割を担っているものでもあるのです。
タバコはやめる
血行が悪くなると頭皮の血流も滞りがちになり、毛根に必要な栄養が十分に送られなくなります。毛母細胞の活動も衰え、毛根がやせたり抜け毛が起きやすくなります。血流を阻害するタバコは、毛髪のことを考えるのであればできるだけ早くやめることをおすすめします。運動不足を解消するなどして血行不良を改善することを意識するようにしましょう。

このような髪の毛のケア方法もありますが、AGAもまた、大きな薄毛の原因となりますので、AGAのことも知っておくべきでしょう。とはいえ、体の健康と髪の健康は表裏一体。痛みを感じなくても、血液が流れていなくても、髪も体の一部だということをお忘れなく。不健康な生活が人体の機能に大きな影響を与えるように、髪にも大きな影響を与えるのです。

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