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男性の二重術の基礎知識

更新日:2017.10.30
公開日:2017.10.31
ドクター画像
この記事の監修者
A CLINIC 横浜 院長 山田哲雄

一重から二重になることで、目元の印象は大きく変わります。二重術を受けているのは、女性だけでなく男性もいます。ドクター監修のもと、二重整形手術の基礎知識を含めて、その手術方法の内容などを解説します。

男性の二重整形を受けている人や検討している人は多いとされています。どのような美容外科手術があるのかを解説します。

顔の印象を左右する目

目は顔の印象を左右する重要な部位といわれています。「目は口ほどに物を言う」ということわざがあり、目だけでも顔の表情がわかるといわれるほどです。目の美容外科手術の中でも、特に人気があるのが一重まぶたから二重まぶたにする二重術です。二重になることで目が大きく見え明るい印象の目元となります。

二重にする方法

患者さんが理想とする二重まぶたに近づくためにカウンセリングにてシミュレーションを行います。その後手術室にて注射で局所麻酔を行い、手術が始まります。手術は術式によって異なります。その種類を次にあげて、解説していきます。

埋没法

特徴は手術時間の短さと低料金です。流れとしては、髪の毛より細い特殊な糸を用意し、その糸をまぶたの裏側から通し、結び目を皮膚の下に埋め込みます。手術時間は両目合わせて約10分ほどです。

ミニ切開法

埋没法で何度も糸が取れてしまう人や、全切開法のダウンタイムが長いと感じてしまう人は、ミニ切開法がおすすめとされています。手術方法は、二重にする予定の箇所を1~2cm程度に切開して、内部処理などを行って、切開した箇所を縫い合わせます。腫れぼったい目の場合は、手術中に脂肪を少し切除し、スッキリさせることが可能です。手術時間は約30分ほどです。埋没法と違って、この施術は半永久的に二重から戻らないとされています。ダウンタイムを考慮して、片目ずつ手術を行うこともあります。

全切開法

まぶたを端から端まで切って、二重まぶたを形成する手術方法です。ミニ切開に比べ、二重のラインをよりはっきりさせることができます。腫れぼったい目をして、ミニ切開法でも解消できない場合は、全切開法がおすすめでもあります。切開して内部処理を行い、縫い合わせるという点はミニ切開法と同様です。手術時間は約30分ほどで、半永久的に二重まぶたを持続させることが可能です。

二重整形のメリット・デメリット

手術方法の種類によって、メリットとデメリットは異なりますが、共通するのは、手術後当日に帰宅できる、入院の必要はない、などがあげられます。

埋没法のメリットは、メスを使用しないので、術後の腫れは比較的軽いです。また、切開に比べ術後の洗顔やシャワーなどが早期からできることもメリットの一つです。デメリットは瞼の皮膚や脂肪を取らないため厚ぼったさは変わらないこと、二重のがもとに戻ってしまうことがあることなどです。目を開ける力が弱い、または目をよくこすってしまうなどの場合、糸がとれて元に戻ることがあるといわれていますが、糸をとって元に戻すことが可能な点については、メリットでもあると言えます。ただし、入浴と運動は手術日から約1週間後から行ったほうが無難とされています。

切開法のメリットは、半永久的に二重を持続させることが可能なところと、腫れぼったい目を解消することができるというところなどがあげられます。デメリットは、強い腫れが1~2週間続き、手術日から約1週間後には、抜糸のために再び来院する必要があるというところです。

費用とダウンタイムについて

自由診療で保険適用外となるので費用は高くなりますが、一番安いのが埋没法とされており、ミニ切開法と全切開法は高い傾向にあります。無料で相談できるクリニックもあるため、費用やダウンタイムなども含めて相談したほうが無難と言えるでしょう。

術後のダウンタイムとは、手術後から回復するまでの期間のことを意味し、その期間に腫れなどが生じます。腫れが完全に落ち着くのは埋没法で約2~3か月、ミニ切開法と全切開法で約6か月とされています。なかなか腫れが引かないと感じる場合は再び受診して診てもらったほうがいいでしょう。

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