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高山さん頸髄損傷…一般の人の受傷原因で多いのは?

更新日:2017.09.05
公開日:2017.09.05
ドクター画像
この記事の監修者
メンズスキンケア大学編集部

プロレスラーの高山善廣さんが頸髄完全損傷で回復の見込みなしと診断されたことが報道されました。頸髄損傷(脊髄損傷)は事項に遭遇すれば誰にでも起こり得る疾患です。ここでは頸髄損傷(脊髄損傷)の受傷原因を見てみましょう。

プロレスラーの高山善廣さんが頸髄完全損傷で回復の見込みなしと診断されていることが発表されました。前方回転エビ固めをかけたときに頭から落ちたのが原因と考えられています。肩から下の感覚が戻っておらず、現状では回復の見込みがないという深刻な状況といわれています。

頸髄損傷(脊髄損傷)は事故に遭遇すれば誰にでも起こり得る疾患です。格闘技やラグビーなど激しいスポーツで受傷するイメージが強いかもしれませんが、実際にはスポーツが原因になるケースは割合としては低く、また、スポーツ中の受傷で最も多いのは、水深が十分ではないプールに頭から飛び込んだときなのだそうです。

脊髄損傷の受傷原因

日本脊髄障害医学会が1990~1992年に行った調査によれば、脊髄損傷の受傷原因は次のようになっています。
・交通事故 43.7%
・高所からの落下 28.9%
・転倒 12.9%
・打撲・下敷き 5.5%
・スポーツ 5.4%
・その他 3.6%

このように、交通事故、高所からの落下、転倒が全体の85%以上を占めていることが分かります。これらは誰にでも起こりうるものです。

基本的なことですが、車を運転するときは必ずシートベルを必ず着用し、バイクや自転車に乗るときにはヘルメットをかぶって万が一事故が起きてしまったときのダメージを少しでも軽減しましょう。

また、転倒の原因となる電話や延長コードを人の通らない場所に移す、出入口には物を置かない、室内を明るくすることで転倒を防ぎます。できれば浴室には滑り止め防止のマット、階段には手すりを設置。段差のある場所を靴下、スリッパなどで歩くと滑りやすいので注意しましょう。 なお、怪我をした人が自分で足を動かすことができず、脊髄損傷が疑われる場合は、無理に動かさずに救急車を呼ぶことが勧められています。

参考(参照2017-09-05):
脊椎・脊髄損傷
(http://www.research.johas.go.jp/sekizui/)

頭と首をけがしないために
(http://www.jscf.org/SIRYOU/beisekison/beisekison3-4b.htm)

高山、頸髄完全損傷で「回復の見込みなし」 盟友みのるが涙の訴え「力貸して」
(https://www.daily.co.jp/ring/2017/09/05/0010524630.shtml)

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