地毛のような感覚は本当？

前髪の後退に悩んでいる人の救世主的存在として注目を集めているのが、「貼るかつら」です。メーカーによって異なりますが、地肌に接着させる部分はシールタイプのものが多いようです。増毛したい部分に合わせて大きさをカットし貼るだけ、という手軽さも人気の秘訣のようです。

販売され始めた当初は、接着させるネットが頭皮のように見えないなど、貼っていることがわかるようなものもあったようですが、技術が進歩した今では、装着していることがまったくわからないものがほとんどです。

また、使用されている毛髪も100％人毛ですので、髪質の違いに違和感が出ることもありません。

装着面で選ぶ貼るかつら

一言で貼るかつらと言っても、メーカーによって形状や使用している素材は異なります。そのため、購入する際には、それぞれの特性をリサーチして吟味する必要があります。

装着面は、シールタイプのものや接着剤で固定するもの、専用のピンで固定するものなどさまざまです。また、繰り返し使えるものや使い捨てのものなど、接着面の形状によって使える期間も変わってきます。さまざまな点で自分にとって使いやすそうなものを選ぶようにしましょう。

貼るかつらのメリット＆デメリット

おでこの広さをなんとかしたいと思っている人に便利な貼るかつらですが、商品の特性的にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか？

●メリット

・正しく使用すれば、かつらとは分からない

・自分で簡単に装着できる（ショップ購入は別）

・増毛したい部位に簡単に着けることができる

●デメリット

・毎回貼る位置を正確にしておかないと違和感が出てしまう

・自分で長さを調節しなければならない（ショップ購入は別）

・使用期間に期限がある（メーカーによってまちまち）

・毛髪の生えていないところにしか使用できない

バレない！自然！と評判の貼るかつらですが、メリットが多い一方、気をつけなければならないポイントもあります。購入を検討する際は、メリットだけでなく、デメリットもきちんと頭に入れておきましょう。植毛を考えている場合には「自毛植毛と人工毛植毛にかかる費用の設定基準」をご覧ください。