内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
重層を使った洗顔ケアは有効?
重曹は掃除や料理など、幅広く活用できるアイテムとして親しまれていますが、毛穴対策として、洗顔料やパックに使うのもいいといわれているようです。でも重曹は、本当にスキンケアアイテムとして使って大丈夫なのでしょうか?
重曹ってどんなもの?
「重曹」とは、炭酸水素ナトリウムの白い粉。粒子が細かくて、水に溶けにくいという性質や、油脂を乳化したり、タンパク質を分解したり、酸を中和したりする作用、加熱すると分解して炭酸ガスを発生するという特徴などがあります。
このため重曹は油汚れを落としたり、研磨剤としてガラスやシルバーを磨くのに使ったり、排水口のぬめり取り、下駄箱やゴミ箱の脱臭剤として使うなど、家中の掃除に活用することができます。また、パンケーキや玉子焼きのふくらし粉として料理に使ったり、そのほかにも、入浴剤やうがい薬、胃薬としても活用できます。
重曹を使った洗顔ケア
このように重曹は、さまざまな用途に使うことができますが、洗顔料として使う人もいるようです。なんでもその方法は、ふだん使っている洗顔料をしっかり泡立て、そこにひとつまみの重曹を加え、さらに泡立ててから洗顔するのだそう。こうすることで、毛穴に詰まった皮脂汚れや黒ずみを取り除くこともできるみたいです。
また重曹を使って、美容パックをするという人もいるようです。こちらの場合は、重曹を少量の水と混ぜてペースト状にし、肌のくすみや毛穴の詰まりが気になる部分に塗って、10〜15分ほど放置したら洗い流すというもの。これによって、くすんでいた肌がワントーン明るくなり、毛穴の汚れやザラつきもスッキリするといわれています。
しかし、重曹を使った洗顔やパックは、本当に肌に良いのでしょうか?
重曹洗顔や重曹パックのデメリット
確かに重曹を洗顔料やパックとして使えば、古い角質などが取り除けて、一時的に肌をツルツルにすることができるかもしれません。でもこれは、重曹に研磨作用があるからです。食器や鍋、ガラスなどを磨く研磨剤として使う分には良くても、肌には粒子が大きすぎて、刺激や負担を与える可能性があります。
肌には、摩擦などの物理的な刺激を受けると、防御反応として、メラニン色素を作ったり、ターンオーバーを早めて角質層を厚くしたりする性質があります。このため、重曹で洗顔やパックをし続けていると、だんだん肌が黒ずんでくる可能性があるのです。
重曹や掃除や料理など、さまざまな用途に活用できるアイテムですが、スキンケア用品として使うのはオススメできません。毛穴の皮脂汚れや黒ずみ、肌のくすみを改善したいのであれば、そういった目的でつくられたスキンケアアイテムをきちんと使うようにしましょう。
オススメ記事
-
炭酸水洗顔とは?
まず用意するのは、市販の炭酸水です。糖分や香料が含まれていないものを選びましょう。そして、炭酸水で洗顔料を泡立てて、いつのものように顔を洗い、すすぎも炭酸水で行ってください。
-
洗顔料って弱アルカリ性の方がいいの?
基本的に洗顔料は弱アルカリ性の方がいいです。しかし、肌環境は人それぞれなので、弱酸性の洗顔料を使った方がいい場合もあります。まずは、なぜ弱アルカリ性の洗顔料がいいのか、その理由を説明しましょう。
-
肌質別に選ぶ自分に合った洗顔料
日々のスキンケアで洗顔料を使っている人は多いでしょう。しかし、それが自分に合っているかどうか不安がある場合もあります。ここでは、肌質別のおすすめ洗顔料について、ドクター監修の記事で説明します。
-
肌に負担をかけない洗顔フォームの選び方
洗顔フォームは、チューブから絞り出すだけの使いやすさが魅力ですが、中には肌に負担をかける製品もあるので、選ぶ際には注意が必要です。そこで今回は、肌に負担をかけない洗顔フォームの選び方をご紹介していきます。
-
酵素洗顔の意味と効果について
酵素とは、特定の物質を分解して小さくする働きを持っている、人間の体には欠かせないもの。いつもの洗顔に酵素を加えるだけで不要な皮脂や角質を分解してくれるので、ドクター監修のもと、肌のくすみや毛穴の汚れを排除する方法を紹介します。
-
泥洗顔の必要性
泥洗顔の優秀なところは、汚れに対する吸着力の強さ。泥の粒子はとても小さくて、毛穴にしっかり入り込むことができるのです。不要な皮脂や汚れをしっかりと落とし、洗顔後のスキンケアの浸透を促してくれます。
-
洗顔料の正しい泡立て方
洗顔料を手に取り、数回泡を立てただけで、洗顔する男性が多いです。これでは洗顔料が肌の汚れを十分に吸着できませんし、すすぎ不足になりやすく、石鹸カスが肌に残ってしまいます。そこで今回は、洗顔料の正しい泡立て方をマスターしましょう。
-
無添加の洗顔石鹸って、本当に肌にやさしいの?
「無添加」とは、特定の物質が入っていないことを表します。「特定の物質」が何かという規定はありませんが、本当の意味での「無添加石鹸」とは、石鹸素地100%の石鹸を指すのではないでしょうか。ドクター監修の記事で解説します。
スキンケア基礎講座
- ED
- ED
- うつ・ストレス・不眠
- ダイエット
- ニュース
- インタビュー
- トピックス
- メンズライフコンテンツ
- ヒゲ
- ヒゲ剃り
- ヒゲ剃りアイテム
- メンズライフ
- タイアップ一覧
- タイアップ一覧
- ワキガ・体臭・ニオイ
- 包茎
- 審美歯科
- 早漏
- 汗の悩み
- 多汗症
- 男のスキンケア講座
- シャンプー
- メンズコスメの基本
- 保湿
- 洗顔
- 紫外線対策(UV対策)
- 男の美容悩み
- 男の肌トラブル
- 美容整形
- 肌タイプ
- 脱毛
- 頭皮ケア
- 髪の悩み
- 髪をつくる
- 髪を生やす