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目の下くま(クマ) 〜茶くま(クマ)〜

更新日:2016.12.09
公開日:2014.11.28
ドクター画像
この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

目の下のくまにはいくつか種類があり、その種類によってできる原因や解消法が違います。ここではドクター監修のもと、目の周りに茶色く現れる「茶くま」について、その原因と対策をご紹介します。

茶くまとは?

茶くまの原因

目の下だけでなく、目の周り全体が茶色がかることもある茶くまは色素沈着によって起こります。では、どのようなことが原因で色素沈着が起こるのでしょうか。

・ストレスなどによるターンオーバーの乱れ

皮膚は、一定の周期でターンオーバー(=新陳代謝)を行っています。このターンオーバーにより皮膚が新しくなり、その過程で蓄積したメラニン色素もはがれ落ちます。しかし、このサイクルが乱れると、はがれ落ち切らなかったメラニン色素が肌に蓄積され、色素の沈着が起こります。

・日焼け

日焼けによってメラニン色素が皮膚に定着します。紫外線の強い季節、外出時に日焼け止めを塗って紫外線対策をしていても、むらなく日焼け止めを塗るのはなかなか難しいため、知らない間にシミとして色素が沈着しているケースもあります。

・摩擦刺激

皮膚は摩擦などで刺激を受けると、肌はメラノサイトという細胞でメラニンを生成します。目の周りの皮膚は顔の中でも特に薄く、他の部位の1/3程度と言われるため、色素沈着も起こりやすい場所です。頻繁に目をこする、洗顔時に強くこするといった行為はできる限り避けましょう。

茶くまになりやすい人

茶くまになりやすい人の特徴としては、よく目をこすることが多い人があげられます。というのも、頻繁に目をこすると摩擦により、色素沈着が起こりやすくなるからです。また屋外にいる時間が長い人も日焼けの機会が多いので、茶くまができやすくなります。

茶くま対策

刺激を与えない

茶くまは、皮膚への摩擦による色素沈着が大きな原因です。強くこすることや過度なマッサージは避けましょう。花粉症やアレルギーで目がかゆくなる方は、花粉用眼鏡の着用をするなどして気をつけましょう。また洗顔時のこすり過ぎも要注意です。

紫外線対策を万全にする

日焼けすると着実にメラニン色素が蓄積されてしまうため、日焼けしないよう日焼け止めをきちんと塗る、帽子やサングラスで紫外線を防止する、といった対策をとりましょう。

ターンオーバーの正常化

皮膚のターンオーバーの周期を正常にするためには、規則正しい生活や食事を心がけ、できるだけストレスを溜めないようにすることが大切です。睡眠時間をきちんと取り、バランスのとれた食事、こまめな運動など生活を整えましょう。食事では、メラニン生成を抑えるビタミンCを意識して取り入れましょう。

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