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かつらよりも自然に見える!増毛の特徴とは?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.03.31
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この記事の監修者
松下皮フ形成外科 院長 松下博明

育毛や発毛よりも、手軽に早く薄毛をカバーでき、かつらよりも自然に見える「増毛」には、さまざまな種類のものがあります。そこで今回は、代表的な増毛法の特徴を、メリットやデメリットも含めてご紹介していきます。

増毛

増毛って何?

「増毛」とは、エクステンションのように、今生えている自分の髪に人工毛を数本ずつ結びつけたり、特殊なシートを使って人工毛を地肌に張りつけたりするなど、人工的に髪のボリュームを出す技術のこと。

育毛や発毛は、効果が表れるのに時間がかかり、根気良く継続しなければなりませんが、増毛は、もっと短時間で薄毛をカバーすることができます。

また、手っ取り早く確実に薄毛をカバーする方法といえば、「かつら」を装着するという手もありますが、増毛の方がずっと自然に見えます。ただし、増毛の中には、髪の毛や頭皮に負担をかけるものあるので、かえって抜け毛に繋がる場合もあります。また、定期的なメンテナンスも必要です。

増毛にはどんな種類があるの?

●編み込み式…自分の髪の中に、特殊な糸で編みこみ用の土台を作り、そこへ人工毛を束でいくつも付けていく方法です。

編み込み式のメリットは、ズレたり、外れたりすることがなく、1ヶ月程度つけたままにしておけることです。また、つけたまま普通にシャンプーができるので、清潔に保てたり、通気性が良く、頭皮や髪の毛への負担が短いのも魅力です。

デメリットは、自毛が伸びてくると、編みこみ直しが必要になるため、1ヶ月に1度程度のメンテナンスが必要なことです。

●結毛式…生えている自分の1本1本の髪の毛の根元に、人工毛を結びつけていく方法です。

メリットは、自毛の流れや長さに合わせた自然なスタイルができることです。また、編み込み式と同じように普通にシャンプーができたり、通気性が良いという特徴もあります。

デメリットは、自毛への負担が大きいことと、自毛が伸びてくると結合部分も上に上がってくるので、1ヶ月に1~2回度程度のメンテナンスが必要なことです。

●全面接着式…人工の毛を植毛した透明で極薄のシートを、特殊な接着剤で頭皮に貼り付ける方法です。

メリットは、自然さが非常に優れていることと、自毛がない部分にも髪を増やすことができることです。また耐久性に優れているため、シャンプーなども普通にできます。

デメリットは、頭皮を密封するので、蒸れたり、かぶれたりするなど、頭皮への負担が大きいことです。最近では、シートの代わりに網状のネットを使い、通気性を良くしたタイプもあります。

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