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薄毛対策用のシャンプーは、AGA(男性型脱毛症)にも効果あり?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.11.12
ドクター画像
この記事の監修者
アイランドタワークリニック 名古屋院院長 對馬彰利

薄毛の改善効果や育毛効果をうたうシャンプーは、AGA(男性型脱毛症)の改善や予防にも効果があるものなのでしょうか?ドクター監修のもと、シャンプーがもたらすAGAへの効果と、薄毛を予防する正しいシャンプー方法について解説します。

シャンプーでAGA対策はできる?

育毛効果や頭皮環境の正常化をうたったシャンプー。これらはAGAの改善や予防にも効果を発揮してくれるものなのでしょうか? AGAは、主に男性ホルモンが変換されたジヒドロテストステロン(DHT)が毛髪の成長を阻害し、ヘアサイクルを乱すことによって起こる薄毛症状なので、シャンプーによるAGA対策は難しいと言えます。しかし、頭皮環境の悪化がその発症と進行を促す可能性も指摘されていることから、頭皮の健康を維持することがAGA対策の一助となる可能性は否定できません。

シャンプー選びでもっとも大切なこととは?

薄毛対策のためのシャンプーには、アミノ酸系のものがいい、石油系の成分はダメなどいろいろな情報が溢れていますが、シャンプーを選ぶうえで大切なのは、刺激の強い成分(ラウリルや硫酸がつく成分など)を配合したものはなるべく避けるということと、自分の頭皮で確かめることの2つです。

どんなに薄毛への効果がうたわれているものでも、頭皮や毛髪に違和感のあるものを使用し続けるのは、頭皮へのダメージにしかなりません。シャンプーは自分の頭皮に合ったものを選ぶ。これが基本です。

※詳しくは『頭皮に良いシャンプーの選び方』をご覧下さい。

頭皮環境を整える正しいシャンプーの仕方

頭皮の汚れは薄毛を進行させる原因になりますが、洗い過ぎても頭皮にはよくありません。では、どのようにシャンプーを行えば、頭皮に悪影響が出ないのでしょうか?正しいシャンプー方法をご紹介します。

<髪の健康を考えた正しいシャンプーの仕方>

1.シャワーの前にブラッシングでホコリを落とす

2.シャワーでホコリや汚れを洗い流す

3.シャンプーを手のひらで泡立ててから髪にのせる

4.爪を立てずに優しく指の腹で頭皮を洗う

5.髪で泡立てるように洗うのではなく、泡をなじませるように洗う

6.洗い終わったらぬめりがとれるまで洗い流す

7.コンディショナーを手に取り、人肌に温めてから髪へ

8.ぬめりが無くなるまで洗い流したら終了

以上が正しいシャンプー方法となります。もちろん、シャンプーの種類同様、髪の毛の洗い方にも個人によって合う合わないがありますので、上記のやり方を一例に、自分に合った洗髪方法を自分なりに探してみてください。

洗髪後は雑菌の繁殖を防ぐためにも、ドライヤーで乾かすことをおすすめします。

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