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都市伝説?お酢でワキガは治せるのか
インターネットなどで、「ワキガに酢が効く」という対策を見たことがある人も多いのではないでしょうか。ワキガに酢、なんだか、酸っぱい臭いが混じってより嫌な臭いになってしまうような気がしますが、実際はどうなのでしょうか?
ワキガには酢が効く?
インターネットで検索すると、ワキガの様々な対策がヒットします。消臭スプレーやデオドラントクリームを勧めるサイトや、ちょっと怪しい民間療法まで…。その中に、「酢が効く」という対策を紹介しているサイトも多くあります。
ワキガに酢、なんだか、酸っぱい臭いが混じってより嫌な臭いになってしまうような気がしますが、実際はどうなのでしょうか?
酢を飲むことでワキガ予防
酢は食品ですから、まずは酢を飲むことによるワキガ対策を解説しましょう。
ワキガは、ワキに集中して存在するアポクリン汗腺から出る汗に含まれる脂質やタンパク質などを、皮膚に住む雑菌が分解することで発生します。このアポクリン汗腺から出る汗に不純物が混ざれば混ざるほど、ワキガもキツくなります。
酢の主成分はクエン酸です。クエン酸は、エネルギーの代謝を司っており、クエン酸によりエネルギーが作られる際には、乳酸が発生しません。非常に効率がよく、クリーンにエネルギーが作られるため、汗に不純物が混ざりにくく、サラサラになります。この効果により、ワキガが抑えられるということになります。また、全身の汗の臭いにも効果的だと言えます。
酢は、毎日飲むことが重要です。ただ、1日大さじ1杯程度取れば十分で、料理などに使うと、無理なく摂取を続けることができるでしょう。また、梅干しや柑橘類にもクエン酸は多く含まれていますので、それらも合わせて食べるようにするとより効果的です。
酢の殺菌力でワキガを抑える
酢には、強い殺菌力があることが科学的にも証明されています。実際に、お寿司の酢飯や、マヨネーズなどに使われているのがいい例です。
この酢の殺菌力を発揮させるためには、皮膚に直接酢を触れさせることが最も効果があります。とはいっても、原液をワキに塗る必要はありません。溜めたお風呂に酢をコップ1杯ほど入れる「酢入浴」が、とても効果的です。
この酢の殺菌力のもとは、酢の主成分である酢酸によるものです。酸と行っても、飲んでも大丈夫なくらいですから、体に優しく、安心して使うことができます。ただし、安全な分、効果もマイルドですので、過信は禁物です。
酢の力を過信しすぎないように注意!
ただし、注意していただきたいのは、上記のいずれの方法も、ワキガの臭いを減らすことはできても、根本的にワキガを治すことはできない、ということです。ワキガの原因となるアポクリン汗腺がなくならない限り、ワキガがなくなることはありません。酢による対策を途中でやめてしまうと、ワキガ臭は元に戻ってしまいます。
軽度〜中等度のワキガの人なら、酢による対策でも十分な効果が得られることも多いと思いますが、効果が実感できなかった場合は、酢の量を増やせばどうなる、というものではありません。ワキガは手術をすれば確実に治ります。自分で対策しても解消しない場合は、やはりお医者さんに相談するのが一番です。ワキガならまず、皮膚科や形成外科へ相談するとよいでしょう。
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