あなたのくま（クマ）タイプは？

くまを消すためのケア方法を試したけどなかなかくまが消えない…という方は、自分のくまに適したケアが行われていない可能性があります。

くまは種類によって原因もケアも違います。自分のくまのタイプを知ることが改善への近道です。

（１）青くま

目の周りの皮膚は卵のうす皮程度しかありません。血行不良で血液の色が悪いとその色が皮膚から透けて見えます。それが青くまです。タバコが血行不良の原因になることも。

（２）黒くま

目の下の脂肪が少なく凹んで影ができる、また加齢によって目の周りの筋力が弱まり、目の下にある脂肪が前に突き出して皮膚がたるむと、黒くまになります。中年以降、黒くまで悩む男性は多くなります。

（３）茶くま

目の周りの皮膚は薄くデリケート。日頃浴びている紫外線や目への摩擦といったダメージが原因となって色素沈着が起こりできてしまうのが茶くまです。かゆみで目をこすり過ぎても色素沈着が起こります。まぶたにも茶くまができると目もと全体がくすんで見えます

くま別　正しいケア方法

（１）青くまのケア

血行をよくすることが第一です。適度な運動、ゆっくり湯船につかるなど全身の血流をよくすることを心がけましょう。また蒸しタオルで目もとを温めてから、アイマッサージを行うと効果的です。強くこすらないように、力の入りづらい薬指で優しくマッサージしてください。

（２）黒くまのケア

加齢が原因の黒くまには、目もとの張りを保つケアが重要です。化粧品などで目もとの保湿をしましょう。また、偏った食事や過度なダイエットなどで痩せてしまうと、皮膚にもたるみが出やすくなるのでバランスのよい食事を意識しましょう。目の周りの筋力（眼輪筋）を鍛えると血流もよくなり、たるみ予防にもなります。

（３）茶くまのケア方法

色素沈着のケアには美白効果のある化粧品を使用し、メラニンの生成を抑えるビタミンCを積極的に取ることをオススメします。ＵＶケアを心がけ、なるべく目をこすらないようにし、かゆみが出た時は目薬をさすなど工夫をしましょう。

人によってはいくつかの種類のくまが混合して発生していることもあり、くまのタイプの見極めが難しい場合があります。自分での判断が難しい場合は、専門クリニックでの診断や治療をオススメします。