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角栓はどんな成分でできているの?

更新日:2016.12.09
公開日:2015.02.27
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

角栓の成分は「皮脂」と「古い角質(タンパク質)」で、その割合は3:7と言われています。角栓を根本から解決するためには、皮脂ケアに加えターンオーバーの乱れを整えてあげることが重要になってきます。

角栓

角栓とは

男性の角栓悩みの原因の多くは、洗顔のしすぎと言われています。女性に比べて皮脂量が多いのでベタつきが気になり、何度も洗顔を行っていませんか。

皮脂を落としきってしまうと、肌は水分を失ったと勘違いしてしまい、肌内部の水分を逃がさないようにと皮脂を過剰に分泌するようになります。つまり洗顔でスッキリするのはほんの一時。逆に皮脂が多くなってしまい、さらに角栓をつくってしまうのです。

また、通常肌はターンオーバーと呼ばれる新陳代謝により、古い角質が垢などとして剥がれて新しい肌へと生まれ変わります。ですから、毛穴に溜まってしまった古い角質は、通常だとターンオーバーの期間である約28日でなくなるものなのです。

しかし加齢をはじめとする様々な理由が重なりターンオーバーが乱れてしまった結果、角質が毛穴に残ってしまい皮脂と混ざって角栓となってしまいます。

ターンオーバーに着目

角栓の成分は「皮脂」と「古い角質(タンパク質)」で、その割合は3:7と言われています。つまり、皮脂ケアばかりを行っても角栓の改善はむずかしいのです。角栓を根本から解決するためには、皮脂ケアに加えターンオーバーの乱れを整えてあげることが重要になってきます。

●睡眠をしっかりとる:
成長ホルモンが分泌されると言われている22時〜翌2時の間に寝るようにしましょう。寝る前にアルコールを飲むと、体内の水分を消費してしまうので体内をはじめ肌の乾燥にもつながるので要注意です。

●過剰なスキンケアをしない:
肌の乾燥がいけないからと、化粧水や乳液を付け過ぎるのはNGです。肌が本来持っている生まれ変わる力を抑制してしまうので、適量を守り、肌を甘やかさないようにしましょう。

●ストレスを溜めない:
ストレスが溜まると血管が収縮してしまい、血行が悪くなってしまいます。血流の滞りはターンオーバーの乱れにもつながるものです。

●湯船に浸かる:
血行の悪さはターンオーバーの乱れを引き起こします。ですから、入浴はできるだけ湯船に浸かるようにして血行を良くしましょう。

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