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足の臭いの原因

更新日:2016.12.09
公開日:2014.03.24
ドクター画像
この記事の監修者
大井町皮フ科形成外科 院長 千代倉友博

仕事で1日中履いていた靴を脱いだ時に、足がムッと臭う。皆さんもこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。足の臭い対策をするには、まず原因を知ることから。そこで今回は、足が臭くなる原因を解説していきます。

臭い

足の臭いの原因は「汗」「角質」「雑菌」

足の臭いが臭くなる大きな原因として考えられるのは、「汗」「角質」「雑菌」の3つです。

身体の他の部位に比べて汗腺が多い足の裏は、汗をかきやすいという特徴があります。汗自体に臭いはありませんが、かいた汗をそのまま放置していると、皮膚の常在菌に分解され嫌な臭いを放つようになるのです。

また、足の裏は元々角質層が厚くできています。角質層が新陳代謝や摩擦で剥がれ落ちると垢になりますが、垢は常在菌のエサになるので足には雑菌が繁殖しやすい傾向があります。

さらに私たちは普段、靴下や靴を履いて過ごすことが多く、足を密閉した状態にしています。すると汗が蒸発せずムレやすくなるので、足は常在菌にとって格好の温床になってしまうのです。

靴の臭いにも要注意

外出中に足に汗をかくということは、履いている靴も汗を吸収して雑菌が繁殖しているということです。足を清潔に保つように心掛けているのに、それでも足が臭う場合は、靴自体に臭いが染み付いてしまっている可能性も考えられます。

食生活やストレスも足の臭いの原因に

意外に感じるかもしれませんが、食生活も足の臭いの原因になります。肉類や乳製品などの動物性脂肪や動物性タンパク質の摂り過ぎは汗や皮脂の分泌を活発にし、足の臭いを強くすると言われています。

また、家にいる時は何ともないのに、職場にいると足が臭うという場合はストレスによる精神性発汗が原因として考えられます。「周りの人に迷惑をかけていないだろうか」などと、足の臭いを気にし過ぎるとストレスが強まって発汗が促され、足の臭いが余計に強くなるという悪循環に陥ってしまうのです。

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