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代表的な薄毛対策。増毛と育毛の効果の違い
「増毛」や「育毛」など、薄毛に対するアプローチの方法はいくつかありますが、それぞれどういった違いがあるのでしょうか。そこで今回は、ドクター監修のもと、髪や頭皮に対する増毛と育毛の効果の違いを具体的にご紹介していきます。
増毛とは?
薄毛の対策方法には、「増毛」や「育毛」など、いくつか種類がありますが、それぞれどのように違うのでしょうか。ここでは、増毛と育毛の違いについてご紹介します。
増毛とは、現在生えている髪の毛に人工毛を結びつけたり、特殊なシートを使って人工毛を頭皮に貼り付けたりすることで、髪が増えたように見せること。施術を受ければ、すぐに見た目部分での髪のボリュームアップができ、希望のヘアスタイルを自由に楽しめるのが魅力です。
「人工毛を使って髪が増えたように見せる」というと、着脱式のいわゆる「かつら」をイメージする人が多いかもしれませんが、最近の増毛は、自分で取り外しするのではなく、増毛サロンの施術で装着してもらうタイプが主流です。このタイプの増毛は、つけたままでもスポーツやシャンプーができ、見た目も自然になります。
ただし増毛は、1回施術を受ければそれで終わりというわけではなく、定期的なメンテナンスが必要なので、継続的にコストがかかります。また、髪が増えたように見せているだけなので、自分の髪の毛が増えるわけではありません。
育毛とは?
育毛といえば、市販の育毛剤や育毛シャンプーを使ったり、育毛サロンで施術を受けたりするのが代表的な例ですが、実は「育毛」という言葉に明確な定義はありません。一般的には、頭皮の環境を健康的な状態に整え、今ある髪の毛を健康に保ち、抜けにくい強い髪に育てるというような意味で使われていることが多いようです。
増毛と違って育毛の場合は、自分自身の髪を増やすためのアプローチになるわけですが、今のところ効果の有無は“可能性”の域を出ていないので、育毛剤を使用したり、育毛サロンで施術を受ければ、確実に髪の毛が増えるというわけではありません。また、効果に個人差がある為、すぐに効果が出ない場合もあります。育毛剤の場合、半年くらいは継続しなければ、効果を実感するまでに至らない可能性もあります。そして、たとえ効果があったとしても、そのまま利用し続けないと、元の状態に戻ってしまいます。このため育毛は、気長に、そして継続的に取り組む必要があります。ただし、毛を生やすのをやめてしまった毛包には、いくら育毛をしても、効果はありません。
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