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ニキビ跡が残ってしまったら?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.03.26
ドクター画像
この記事の監修者
聖心美容クリニック 統括院長 鎌倉達郎

ニキビ跡は3つの種類に分けることができ、赤く炎症を起こしているニキビ跡や茶色く色素定着を起こしてしまったニキビ跡、クレーターのように肌が凸凹になってしまうニキビ跡があり、それぞれに対処法も異なります。

ニキビ跡

ニキビ跡の種類

ニキビができた後にできるニキビ跡。きちんとケアをしていればニキビ跡にはなりにくいですが、家庭のケアではどうしても跡になってしまう場合もあります。

ニキビ跡は3つの種類に分けることができ、それぞれに対処法も異なります。

・赤く炎症を起こしているニキビ跡

ニキビの痛みもなくなり、芯も取れて治ったはずなのに皮膚だけ赤く残ったような状態になっているニキビ跡。この段階ではまだ皮膚が炎症を起こしており、本来のニキビ跡の一歩手前の状態と言えます。

治ったと思っているとニキビが再発したり、以下で説明する本格的なニキビ跡になってしまう可能性があります。

・茶色く色素定着を起こしてしまったニキビ跡

ニキビが炎症を起こすと、皮膚は炎症を治そうとしてメラニンという色素を作り出します。通常、治った後はこのメラニンが排出されるのですが、代謝が上手く成されないとこのメラニンが残ってしまい、シミのような茶色い跡になってしまいます。

・クレーターのように肌が凸凹になってしまうニキビ跡

ニキビの炎症が重なりニキビの周りの正常な皮膚まで傷つけてしまうと、皮膚が陥没したり隆起したりしてしまうニキビ跡。このニキビ跡は肌そのものが傷ついている状態ですので、残念ながら家庭のケアだけでは治すことが難しいでしょう。

ニキビ跡への対処法

それでは、それぞれのニキビ跡別に対処法を見ていきましょう。

・赤く炎症を起こしているニキビ跡への対処法

赤く炎症を起こしているニキビ跡は、本質的にはまだニキビが完治していない状態です。ですから、しっかりとニキビケアを継続して行っていけば跡が残らず完治する可能性が高いと言えます。

・茶色く色素定着を起こしてしまったニキビ跡への対処法

こちらのニキビ跡はメラニンの定着が原因ですので、そのメラニンをそれ以上作らせないようにし排出を促せば治すことができます。

紫外線は皮膚のメラニンの生成を促しますので、日焼け対策・UVケアは入念に。それと併せ、皮膚の代謝機能を高めるビタミンCや皮脂のバランスを整え肌の再生を促すビタミンB1を多く摂り、メラニンを排出する環境を整えましょう。

・クレーターのように肌が凸凹になってしまうニキビ跡への対処法

肌が陥没・隆起してしまったニキビ跡は皮膚そのものが傷ついている状態ですので、医師の診察を受けることが必要です。自分でできるケアとしては、肌のたるみを抑える対策をすることで窪んだニキビ跡を目立たなくすることができます。

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