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口内炎は喉にもできる

更新日:2016.12.09
公開日:2014.06.24
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

口内炎というと、頬の内側や唇の裏側などによくできるイメージがありますが、喉にできることもあります。そこで今回は、喉に口内炎ができる原因や対処法などについてご紹介していきます。

喉にも口内炎はできる

風邪をひいているわけでもないのに、食べ物を飲み込むときに、やけに喉が痛いという場合は、もしかすると、喉に口内炎ができているのかもしれません。口内炎というと、頬の内側や唇の裏側などによくできるイメージがありますが、口の中の粘膜に起こる炎症なので、喉にできることもあるのです。

喉の口内炎は病院で治療を

喉の口内炎も一般的な口内炎と同じように、疲れやストレス、睡眠不足によって免疫力が低下していたり、口の中の衛生状態が悪かったり、喉の粘膜を傷つけてしまったりしたときにできることが多いようです。また、1〜2週間ほどで自然に治るという点も同じです。

ただし、喉に口内炎ができていると、食事のたびに飲み込んだ食べ物が患部に当たったり、ひどくなると唾を飲み込むだけで痛んだりもするので、かなり厄介です。痛みや炎症を抑える口内炎用の塗り薬や、貼り薬も市販されていますが、喉にはつけることができません。

食事をするのが困難になると、体に必要な栄養が不足して、治るものも治らなくなってしまうので、喉に口内炎ができた場合は、治るのをただ待つのではなく、病院を受診することをオススメします。病院に行けば薬を塗ってくれたり、栄養点滴をしてくれたりするところもあるようです。

発熱を伴う喉の口内炎は要注意

喉の口内炎ができていて発熱も伴う場合は、単純ヘルペスウイルスに感染して発症する「ヘルペス」や、エンテロウイルスに属するコクサッキーウイルスに感染して起こる「ヘルパンギーナ」という病気の可能性があります。

これらの病気は、主に幼児期にかかるものですが、大人が感染すると幼児よりも症状がひどくなります。特にヘルパンギーナは周りの人にもうつる病気なので、発熱を伴う喉の口内炎ができたときは、すぐに病院へ行きましょう。

口内炎の種類については「口内炎の種類と特徴」をご覧ください。

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