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リンスインシャンプーのメリット・デメリット

更新日:2017.05.31
公開日:2014.09.30
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この記事の監修者
サッポロファクトリー皮フ科・スキンケアクリニック 院長 松本歩

1990年代前半、シャンプーとリンスが一度にできる「リンスインシャンプー」が登場し、当時とても話題になりました。近年では、その販売本数は減ってきてはいますが、どこのドラッグストアにも必ず置いてあります。「リンスインシャプー」のメリットとデメリットを解説します。

販売本数は減ってもまだまだ健在、「リンスインシャンプー」

1990年代前半、シャンプーとリンスが一度にできる「リンスインシャンプー」が登場し、当時とても話題になりました。近年では、その販売本数は減少していますが、どこのドラッグストアにも必ず置いています。

販売本数が減ってきている理由として、男性の間でも頭皮やヘアケアをしっかりと考えている人が増えたことが一つの要因となっています。10年前であれば、「リンスなんて面倒だ!」と言う男性の方が男らしかったかもしれませんが、今ではそんな男性はただの面倒くさがり屋です。

「リンスインシャンプー」にも、メリット・デメリットがあります。サッと洗髪を済ませたい男性にとって、シャンプーとリンスを別々に使うよりもよい場面があるでしょう。

「リンスインシャンプー」のメリット

「リンスインシャンプー」の最大のメリットは、洗髪がスピーディーにできることです。ですが、それ以外にも、洗髪時の水の消費を抑えることができ、シャンプーとリンスを別々にするよりも経済的など、シャンプーとリンスを一度にできることによるメリットはたくさんあります。

また、意外と重宝するのが旅行の時です。シャンプーとリンスが別々だと、荷物がかさばりますが、「リンスインシャンプー」ならワンステップで済むので1本で大丈夫。持ち運びがとても楽です。普段は別々に使っているけど、旅行時だけは「リンスインシャンプー」を持ち歩いている、という人も多いのではないでしょうか。

「リンスインシャンプー」のデメリット

「リンスインシャンプー」のリンス成分は、シャンプーするのと同時に浸透するよう工夫がされています。しかし、単体のリンスと比べると、どうしてもケア効果は劣ります。また、髪の毛が傷みやすい方は常用しないほうがよいでしょう。

また、「リンスインシャンプー」は、しっかり洗えば洗うほど頭皮にリンスの成分が入っていきます。通常、リンスは頭皮につかないようにするべきなので、頭皮が脂っぽい人は使わない方がよいでしょう。

余談ですが、通常のシャンプーとリンスを混ぜても、「リンスインシャンプー」にはなりません。「リンスインシャンプー」のリンスの成分は、シャンプーの成分で髪の毛を洗浄してもきちんと浸透するよう、リンスの分子を高分子に精製しています。

通常のリンスはシャンプーを洗い流した後に使うので、リンスを高分子に精製しません。シャンプーに混ぜても、髪に浸透することなく洗い流されてしまいます。

シャンプーとリンスの正しいやり方については「シャンプー、リンス、トリートメントの正しい順番とは」をご覧ください。

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