増毛のデメリット

増毛は、人工毛などを補うことで見た目として髪のボリュームアップができる薄毛対策法です。施術直後から確実に髪が増えたように見せることができるのが大きな魅力です。しかし、増毛はメリットだけでなくデメリットもいくつかあります。

最大のデメリットは、継続的にコストがかかるということでしょう。劣化したり、自毛が伸びたりすると、見た目が不自然になってしまうので、定期的にメンテナンスに行く必要があり、その都度コストがかかります。

また、人工毛を植え付けたシートを頭皮に貼り付ける「接着タイプ」の増毛の場合は、髪が生えていない部分にも装着することが可能ですが、自分の髪に人工毛を結びつける「結毛式タイプ」や自毛に土台をつけて、人工毛を編みこむ「編み込みタイプ」などは、髪の毛が生えていない部分には利用できないなど、人によっては向き不向きがあるということもデメリットの１つです。

そして、人工的に髪が増えたように見せているだけなので、本当の髪が増えるわけではない、ということはしっかり理解しておきましょう。それどころか、自毛や頭皮に負担がかかってしまう増毛法もあるので、毛根が萎縮して消失している場合は構いませんが、そうでない場合は、本来生えてくるはずの髪に悪影響を与え、薄毛を進行させてしまう可能性もあります。増毛を検討している人は、こういったデメリットも考慮しましょう。

増毛サロン選びに失敗しないためには？

増毛法には、「結毛式タイプ」「編み込みタイプ」「接着タイプ」などがありますが、同じ増毛法でも、サロンによって、具体的な施術方法や仕上がりの自然さ、自毛・頭皮への負担の大きさなどが違います。施術を受ければ長い付き合いになるので、それぞれの増毛法やサロンの特徴などをきちんと吟味した上で、納得のいく施術が受けられるところを選びましょう。

無料カウンセリングや無料体験などに行く際には、事前にインターネットで口コミなどを見て、ある程度は見通しをつけておくことをオススメします。

また、無料カウンセリングなどを受けた際は、こちらの話をしっかりと聞いた上で解決方法となる増毛法を考えてくれるか、サンプルを見せてくれて実際に試してみることもできるか、追加費用の有無など、費用が明確になっているか、増毛のデメリットについても説明してくれるかなどを考慮して、信頼できるサロンを選びましょう。