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生え際の後退が気になる!原因別の効果的な増毛方法とは

更新日:2016.12.09
公開日:2014.11.04
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この記事の監修者
アイランドタワークリニック新宿院 院長 坂本有孝

髪の生え際は、男性が薄毛になりやすい部位のひとつです。そこで今回は、生え際が後退する原因を解説するとともに、それぞれの原因に合ったおすすめの増毛方法、生え際を増毛する際に注意するべきことをご紹介していきます。

男性の生え際が後退しやすい理由とは?

薄毛は男性にとって、大きな悩みの種ですが、中でも生え際は、人目につきやすく、本人も気づきやすい場所なので、気にしている人も多いのではないでしょうか。男性の薄毛には、遺伝や加齢、生活習慣、ストレスなど、さまざまな要因が関係していると考えられていますが、特に大きく影響しているのは、男性ホルモンです。

男性ホルモンの中でも、もっとも分泌量が多く、重要な役割を果たす「テストステロン」が、前頭部や頭頂部に存在する「5α-リダクターゼ」という酵素と結びつくと、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という脱毛を促進する物質がつくられます。そして、このジヒドロテストステロンが、毛乳頭細胞のレセプターと結合すると、髪の成長がストップし、まだ成長しきっていないやわらかく短い状態のままで抜け落ちるようになるのです。その結果、徐々にうぶ毛のような頼りない毛ばかりが増えていき、頭皮が露出するようになります。

生え際の増毛法は?

増毛は、生え際だけにも行うことができます。生え際におすすめの増毛法のひとつが、自分の髪の根元に、人工毛を数本ずつ結びつけて、髪が増えたように見せる「結毛式タイプ」。生え際には産毛が多いので、産毛をリアルに再現できるような極細の人工毛を使った製品を利用するとよいでしょう。
ただし結毛式タイプは、髪の毛が生えていない部分には利用することができないので、生え際の後退が、かなり進行している人には向いていません。そういう場合は「接着タイプ」がおすすめです。接着タイプは、人工毛を植え込んだ薄い人工の皮膜を頭皮に貼りつける増毛法なので、髪が生えていない部分にも利用できます。生え際に接着タイプの増毛を行うときは、頭皮に貼り付けていることが目立たない、薄い人工皮膜を使った製品がよいでしょう。また、人工皮膜がぴったりフィットすること、そして、産毛を再現できるような極細の人工毛を使っていることが自然な仕上がりになるポイントです。

生え際は特に自毛植毛もおすすめ

ひと目につきやすい生え際は、自毛植毛もおすすめです。自毛植毛とは、ジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けない後頭部や側頭部の毛髪を頭皮ごと採取し、薄毛が気になる部分に移植していく方法です。頭皮ごと移植されるため、移植後も脱毛しにくい性質は変わりません。よって、定着すれば、自毛として半永久的に生え続けます。くりかえしメンテナンスが必要な増毛に対し、一度の施術で一生涯効果が持続するという点が自毛植毛のメリットと言えるでしょう。また、人工毛ではなく、自分の毛髪を増やせるという点も、嬉しいポイントです。

ただし、目立つ部分なので、術後のかさぶたには気をつける必要があります。しっかりした技術を持つ、信頼できるクリニックで施術を受けるようにしましょう。詳しくは「最新の植毛技術。自毛植毛の特徴と問題点」をご覧ください。

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