どうしてニキビができるの？

ニキビとは思春期にできるものと思われがちですが、学生のニキビも大人になってからできるニキビも、すべては毛穴の詰まりが原因です。ですから、鼻のポツポツの角栓とニキビには、じつは深い関係があります。

ニキビができるのは、皮脂分泌が過剰な部分で、思春期は成長ホルモンなどの影響でニキビができやすくなりますが、大人はストレスなども原因となってきます。

また、男性の肌は女性に比べて皮脂の分泌量が多いので、必然的に毛穴が詰まりやすくなり、ニキビもできやすいのです。

皮脂が過剰に分泌されて毛穴に詰まったものが角栓ですが、それをそのまま放置しておくと酸化してしまい、それがニキビを引き起こしてしまいます。

ニキビになってしまう前に

以下のことに気をつけて、ニキビの予防を心掛けましょう。

（1）洗顔は朝と夜の2回
ベタつくからと、洗顔を何度もするのは肌トラブルの原因になります。基本的に洗顔は朝と夜の2回で、これ以上行うと肌のバリア機能が低下してしまい、ニキビが増えてしまうかもしれません。

（2）洗顔のすすぎはしっかりと
汚れを落とす目的の洗顔も、泡を残したままでは刺激となり毛穴を塞いでしまう原因になってしまいます。洗顔料は、しっかりを洗い流すように徹底しましょう。

（3）お風呂上がりはすぐにスキンケア
お風呂上がりは、毛穴が広がってスキンケアが浸透しやすい状態です。すぐに化粧水と乳液、毛穴を引き締める収れん化粧水などでスキンケアを行いましょう。

（4）汗やベタつきは清潔なハンカチで
意外に多いのが、同じハンカチやタオルを使うことで起きる肌トラブル。皮脂や汗を拭き取ったタオルやハンカチを使い続けると、付着した雑菌が増速してニキビを増やしてしまいます。顔を拭くものは、一度使ったら洗濯しましょう。

（5）食事を見直してみる
皮脂の分泌を促す食品を多く摂っていないか、今一度確認しましょう。バターや生クリームなどの乳製品や、脂身の多い肉、アルコールの過剰摂取も皮脂分泌を促します。また、ジャンクフードやパンなども、血糖値を上昇させて皮脂の分泌を促してしまうので食べ過ぎには要注意です。