内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
かかとの乾燥の原因と改善方法
かかとというと、すぐに乾燥してガチガチになったり、ひび割れたりしてしまいがちです。一体なぜこんなに乾燥しやすいのでしょうか。今回は、かかとの乾燥の原因と改善方法をお話していきます。
体の中でも、特に乾燥が目立ち、すぐにゴワゴワ、ガチガチになってしまいやすいのが「かかと」です。今回は、そんなかかとの乾燥の原因と改善方法をご紹介していきます。
かかとが乾燥してしまうその原因を追求!
かかとは、なぜ乾燥しやすいのでしょうか。その理由のひとつは、皮脂を分泌する皮脂腺がないことにあります。皮脂は、天然のクリームのように肌をコーティングし、皮膚にうるおいやなめらかさを与えてくれます。また、外からの刺激を防いで、皮膚を保護してくれます。その皮脂が分泌されないかかとは、どうしても乾燥しやすいのです。
また、かかとは、立ったり歩いたりするたびに、摩擦や圧迫といった物理的な刺激が加わる部位でもあります。皮膚の一番外側には、肌を保護するバリアとして機能する「角質層」がありますが、かかとは、こうした物理的な刺激によって、角質層がダメージを受けるため、そのバリア機能が低下し、肌内部の水分が蒸発しやすいのです。
角質層が乾燥すると、肌は「水分を蒸発させないためにバリアをもっと丈夫にしよう」と、新しい角質細胞をどんどんつくり出します。しかし、このように急いでつくられた角質細胞は、未熟で形も不完全なため、どんどん積み重なって、厚く硬くなっていきます。
また、冷え性で血行が悪かったり、リンパが滞って脚がむくんだりしていると、新陳代謝が悪くなるので、古くなった角質がいつまでも肌に残り、余計に角質が蓄積され、かかとがどんどんゴワゴワになります。
そして、角質を覆う油分や角質層内の水分が不十分なため、弾力を失い、ちょっとしたことでもひび割れや亀裂が生じるようになるのです。
ガサガサかかとを改善する方法とは?
カチカチになっているかかとは、保湿ケアだけでは、なかなか改善しづらいものです。まずは、蓄積された古い角質を取り除くことから始めましょう。ただし、角質を削り過ぎると、肌に必要な角質まで傷つけてしまい、その防御反応で、かえって角質化が進むことがあります。まずは湯船に浸かって、角質をやわらかくしたうえで、軽石や専用のスクラブ剤を使って、少しずつ取り除いていきましょう。
また、角質除去のケアをした後は、クリームでしっかり保湿することが大切です。冷えによる血行不良で新陳代謝が衰えている人は、血行をよくする「ビタミンE」配合のクリームがおすすめです。また、角質をやわらかくする作用がある「尿素」配合のクリームも、カチカチになったかかとの改善に効果的です。
そして保湿クリームを塗った後は、きちんと靴下を履いて、乾燥と冷えを防ぎましょう。
ガサガサかかとの原因は水虫かも…
かかとのガサガサは、水虫が原因というケースもあります。水虫は、「白癬菌(はくせんきん)」というカビが、皮膚に感染して起こる感染症です。水虫にもいくつか種類がありますが、「角質増殖型」というタイプは、足裏全体、特にかかとの角質層が厚く硬くなり、皮膚がむけて、ひび割れてくるのが特徴です。また、かゆみはほとんどありません。指の間などに発症した水虫を放置していると、菌の感染が角質の奥深くにまでひろがり、角質増殖型になってしまうことがあるので注意しましょう。
オススメ記事
-
乾燥肌に有効なワセリン。副作用とかないの?
ワセリンは、刺激が少なく、赤ちゃんから大人まで使える保湿剤といわれていますが、本当になにも害がないのでしょうか。今回は、ワセリンの副作用の有無についてご紹介していきます。
-
乾燥から肌を守る!スーパーヒアルロン酸の効果とは
乾燥肌から肌を守る保湿成分といえば、高い水分保持力を持つヒアルロン酸がありますが、その効果をさらに高めた「スーパーヒアルロン酸」というものがあるのをご存知でしょうか。今回は、このスーパーヒアルロン酸の特徴や効果についてお話していきます。
-
気になる手の乾燥の予防と対策
空気が乾燥する時期になると、カサつきや荒れ、ひび割れなどが目立ちやすくなる部位のひとつに「手」があります。そこで今回は、そんな手の乾燥予防と対策についてご紹介していきます。
-
乾燥肌におすすめ!ワセリンの保湿効果とは
肌の乾燥に悩まされている人の中には、ワセリンを使っているという人も多いようです。でも、ワセリンには、一体どんな保湿効果があるのでしょうか。今回は、ワセリンの保湿剤としての魅力をご紹介していきます。
-
乾燥肌におすすめの保湿クリームは?
肌のつっぱりやカサつきが気になる乾燥肌の予防、改善には、保湿ケアが欠かせません。今回は、その保湿ケアの仕上げに使うクリームの選び方やつけ方を、ドクター監修のもと、ご紹介します。正しい知識をつけて肌にうるおいを保ちましょう。
-
乾燥肌で、かゆみが出た場合の対処法
乾燥肌になったら、肌を掻かないことが大切です。しかし、なにもケアをせずに、かゆみを我慢するのは難しいところ。「肌への保湿」「体の血行」「塗り薬」に着目して、かゆみの対処法をご紹介します。
-
男の乾燥肌にいいパックとは
乾燥肌を改善するために、パックで保湿ケアをすることはとても有効です。しかし、パックにも「コットンパック」「シートパック」「クレイパック」など、さまざまな種類があり、どれを選択すればいいのか分からない男性も多いはずです。
-
オイルで乾燥肌が改善する
せっかくのスキンケアをムダにせず、しっかり浸透させてくれるものが「オイル」。いつものスキンケアの前に、オイルを薄く肌になじませることで、肌を柔らかくし、その後の化粧水や乳液の浸透を助ける役割を果たします。
スキンケア基礎講座
- ED
- ED
- うつ・ストレス・不眠
- ダイエット
- ニュース
- インタビュー
- トピックス
- メンズライフコンテンツ
- ヒゲ
- ヒゲ剃り
- ヒゲ剃りアイテム
- メンズライフ
- タイアップ一覧
- タイアップ一覧
- ワキガ・体臭・ニオイ
- 包茎
- 審美歯科
- 早漏
- 汗の悩み
- 多汗症
- 男のスキンケア講座
- シャンプー
- メンズコスメの基本
- 保湿
- 洗顔
- 紫外線対策(UV対策)
- 男の美容悩み
- 男の肌トラブル
- 美容整形
- 肌タイプ
- 脱毛
- 頭皮ケア
- 髪の悩み
- 髪をつくる
- 髪を生やす