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やっておきたい男のシミ対策

更新日:2018.09.12
公開日:2016.05.20
ドクター画像
この記事の監修者
さやか美容クリニック・町田 院長 皆木靖紀

女性と比べ、男性はスキンケアの意識が低いため、シミになりやすくなっています。紫外線対策やスキンケアを行うことによってシミを予防することができます。今回はドクター監修の記事で、男性の肌とバリア機能、紫外線対策、男性のスキンケア、内部からのケアについて解説します。

男性でも印象を上げるためにシミ対策は重要です。どのような対策をしたらよいのでしょうか。

男性の肌は女性よりも、バリア機能が低くなりがち

男性の場合、女性と比べて肌のバリア機能が低くなりがちです。爽快感を味わうために、過度な洗顔を行い、必要な油分を落としてしまうと、肌が乾燥し、バリア機能が低下します。

このようにスキンケアを意識せずに放置すると、バリア機能が低下し、シミの原因となります。男性の場合でもシミがある場合は印象を下げてしまい、顔の印象が大きく異なります。ビジネスや私生活の面にも影響を与えかねないため、日頃からのスキンケアが大切です。

シミ対策はほとんどが紫外線対策

シミ対策を行う場合、シミの原因に対し対策を講じますが、シミの原因はほとんどが紫外線であるため、紫外線カットを行うことが重要となります。

紫外線は本来、人体にとって有害で、DNAを破壊してしまいます。DNAの破壊を防ぐため、色素成分であるメラニンを分泌し、メラニンが紫外線を吸収することでDNAへのダメージを防いでいます。メラニン産生が過剰となってしまった場合にシミとなってあらわれます。

詳しくは『シミができるメカニズムとは?』をご覧ください。

日焼け止めで紫外線対策を

外出時は太陽からの紫外線を浴びてしまうため、日焼け止めで紫外線対策を行うことがシミ予防へつながります。また、日焼け止めは正しく使用しなければ効果が薄くなってしまいます。製品に紹介されている使用方法を順守し、汗をかいてしまったらこまめに塗り直すなど、気を配る必要があります。

紫外線(特にUVB)に気をつけてシミ対策

地表に届く紫外線はUVAとUVBの2種類に分類されます。UVAは肌の奥まで届き、ハリを失う原因となるのに対し、UVBはメラノサイトを刺激し、メラニンの合成を促進させることでシミの原因となります。日焼け止めには、それぞれに対応する成分が含まれています。

肌の健康にはUVAとUVB両方とも大切ですが、シミ対策には特にUVBのカットが重要になります。

シミ予防のためにSPFに注目

シミの原因は主にUVBであるため、UVBをカットする必要があります。日焼け止めにはUVBへの効果の度合いを表すSun Protection Factor(SPF)という指標があります。SPF30というように、数字で表記され、値が高いほど長く効果を発揮します。

効果が高いものは、かえって肌へダメージを与えてしまうことがあるため、むやみに紫外線カット効果が高いものを選んで使うのではなく、用途によって選択することが重要です。

日焼け止め以外の対策方法

日焼け止めを使用する以外の紫外線対策としては、帽子や日傘があげられます。男性の場合、日傘を使用することは勇気が必要かもしれませんが、雨の日には、紫外線カット効果のある傘を使用することで紫外線対策を行うことができます。

男のシミ対策スキンケアの種類

男性の場合、ヒゲ剃りなどの刺激や過度な洗顔によって肌のバリア機能が低下してしまうことがシミにつながります。

肌へのダメージが少ないヒゲ剃りを用いたり、肌の乾燥を防ぐため、適切な洗顔を行ったりするなどの方法が対策としてあげられます。

男性用のスキンケアアイテムとしては、ピンポイントで肌のケアができるスティックタイプのものや、乾燥を防ぐためのクリームなどが販売されています。近年は男性向けのシミ対策も意識されているため、男性向けの商品がたくさん売られています。

体の内部から男のシミ対策

体の内部から行うシミ対策としては、栄養バランスのよい食事や正しい生活習慣があげられます。

肌は栄養状態や健康状態を反映するため、注意が必要です。ミネラルやビタミンが豊富に含まれた食事をバランスよく摂取したり、正しい睡眠サイクルを作ったりすることが大切です。

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