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〇〇技術で超リアルな避難訓練!?

更新日:2017.09.12
公開日:2017.09.13
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この記事の監修者
メンズスキンケア大学編集部

2016年はVR元年と呼ばれています。ゲームや医療実習の分野で活用されているVR技術が災害対策にも応用され始めています。竹中工務店の東京本店で実施された、VR技術を用いた避難訓練に注目してみましょう。

9月1日(金)、竹中工務店の東京本店(東京都江東区)で行われた「2017年度東京本店消防訓練」にVRが活用されました。

この試みは、竹中工務店が開発した災害事象の統合VRシステム「maXim(マキシム)」を、株式会社クリーク・アンド・リバー社の動画視聴システム「アイデアレンズK2プラス」を用いて実際に視聴するというもの。12人同時にリアルな映像を視聴しながら避難訓練が行われました。

VRは、ヘッドマウントディスプレイを通じて映像を視聴することで360度の3D世界に入り込むことができる技術。ゲーム機器や、医学生の医療トレーニングにも応用され、2016年はVR元年と呼ばれています。

地震、火災、高潮などの災害をVRを使ってリアルに体験することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

例えば、あらかじめ災害時の対応方針を決めていたとしても、煙が出たり、人々が殺到する実際の災害の現場では勝手が違うということも考えられます。その点、VRの技術を用いた「maXim(マキシム)」では、火災が発生した際の煙の方向や拡散状況、避難階段の混雑状況などが科学的な解析に基づいて再現されます。

通常の避難訓練は五感が「安全」と認識する中で行動しますが、VRを用いると災害の危険性を感じとりながら避難経路などを確認することができるのです。危険性をリアルに感じる中で訓練を行うことで、実際の災害時に訓練通りに行動できる可能性も高まるのではないでしょうか。

株式会社クリーク・アンド・リバー社の「アイデアレンズK2プラス」はこれまで主に企業の教育研修やアミューズメント施設などで使用されていましたが、今後は、企業向けだけでなく地域の防災訓練向けにも積極的に展開していくとのこと。

↑竹中工務店開発の「maXim(マキシム)」複数災害の統合可視化イメージ

参考(参照2017-09-12):
VRで、リアルに災害を体感!消防訓練にVR・HMD「アイデアレンズK2+」活用~ 竹中工務店の災害事象統合VRシステム「MaXim」を搭載 ~
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000988.000003670.html)

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