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体臭が原因で考えられる病気(10)魚臭症

更新日:2018/06/11 公開日:2014/05/28

魚臭い体臭は魚臭症

体臭が魚臭いと感じたら、「魚臭症(ぎょしゅうしょう)」の可能性が考えられます。魚臭症は、トリメチルアミン尿症とも呼ばれ、代謝異常の病気のひとつです。

私たちが食事でとった食べ物が、小腸に達して腸内細菌によって分解されると、「トリメチルアミン」という魚のような臭いの悪臭物質が発生します。

通常であれば、この臭い物質は肝臓で分解されるのですが、分解酵素が作用せず、体内に残ってしまうと、血液中に取り込まれて全身を巡り、汗や尿、呼気に混じって排出され、魚臭い臭いがするようになります。

魚臭症になる原因

魚臭症になってしまう原因は、トリメチルアミンを無臭化する酵素が遺伝的に欠如している先天性の場合と、肝機能障害や肝機能の低下などにより、酵素の作用が後天的に低くなっている場合の2パターンありますが、基本的には先天的な遺伝による病気だと考えられています。

臭いを軽減させるには

魚臭症は非常に珍しい病気なので、残念ながら現在のところ治療法が、まだ確立されていません。しかし食事療法によって、臭いを軽減できることがわかってきています。

その方法とは、トリメチルアミンの元となる「コリン」「レシチン」「トリメチルアミンオキシド」などを含む食品の摂取を制限することです。

コリン
卵、肉類(加工肉やレバー)、豆類(エンドウ豆、そら豆、ピーナッツ、大豆製品など)、アブラナ科の野菜(芽キャベツ、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーなど)、なたね製品などに多く含まれています。
レシチン
卵黄や大豆、ナッツ、ごま油、コーン油、小魚やウナギなどに多く含まれています。 またサプリメントとしても市販されています。
トリメチルアミンオキシド
海水魚、サメ、エイ、軟体動物(イカやタコ)、甲殻類(エビ、カニ)などに多く含まれています。淡水魚はトリメチルアミンオキシドの含有量が低いようです。

魚臭症は病院で相談をしましょう

魚臭症は、まだ知名度が低い病気のため、一般の病院では診断できない場合もあるようです。口臭の原因が別のものである可能性もあるので、口臭外来のある歯科医院に問い合わせてみましょう。治療法は確立されてはいませんが、個人に合った対処によって軽減させることができるので、まずは受診をしてみることが肝心です。

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