内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
自宅でできるイボの治し方
薬局やドラッグストアで買うことのできるイボの外用薬には、「サリチル酸」が主成分として配合されています。サリチル酸には皮膚の角質を柔らかくする角質軟化作用があります。薬の使い方と注意点を説明します。
イボは削ってはいけない
イボは、ヒトパピローマウイルスに感染することでできる腫瘍です。自然治癒する場合もありますが、数が多かったり、イボが大きくなっている場合には、ウイルスが他の部分にも広がり、イボが増えてしまいます。また、他人にウイルスを移してしまう危険性もありますので、早急な治療が必要です。
ただし、イボは自分で削ってはいけません。イボを削ると、イボの中のウイルスが撒き散らされ、イボが大きくなったり、数が増えてしまう原因になります。イボができてしまったら直接触らず、薬で治していきましょう。
イボに効くサリチル酸とは
薬局やドラッグストアで買うことのできるイボの薬と言えば、イボコロリが有名です。イボコロリを含めたイボの外用薬には、「サリチル酸」が主成分として配合されています。
サリチル酸には、皮膚の角質を柔らかくする角質軟化作用があり、イボに塗ると患部の角質が腐食し、柔らかくなります。すると、皮膚の下では新しい皮膚を再生しようと、細胞分裂が促進されます。これにより、イボが下から再生された皮膚によって押し上げられ、患部を除去できる、ということになります。
イボの外用薬の使い方
まず、液体タイプの場合は患部に薬剤を塗ります。絆創膏タイプのものなら、直接貼るだけなので簡単です。入浴後に塗ると、イボの角質が柔らかくなっており、成分が浸透しやすくなって効果的です。
液体タイプの場合、薬剤を乾かすと白い皮膜になります。こうなれば、水仕事や入浴をしても大丈夫です。液体タイプの場合、1日に4回程度、3〜4日塗布を続けると、イボが白く軟化します。絆創膏タイプなら貼ってから2〜3日したら剥がして確認します。
イボが軟化したら、ピンセットを使ってイボの芯を取り除きましょう。取り除く時に痛みがあれば、無理に取り除かず、上記の薬の塗布をもう一度繰り返します。
液体タイプは、様々な場所に塗ることができるので便利ですが、1日に4回程度塗る必要があるので、仕事をしていらっしゃる方には不向きかもしれません。絆創膏タイプなら、貼っておくだけでいいので、忙しい方にはオススメです。
サリチル酸の入った薬を使う時の注意点
サリチル酸の角質軟化作用は、当然イボだけではなく、健常な皮膚にも作用します。イボの周りの健常な皮膚にもサリチル酸がついてしまうと、その部分の正常な角質も軟化し、傷んでしまうことがあります。サリチル酸の入った薬はイボの患部だけに塗るように注意して使いましょう。
また、イボがたくさん出来てしまっている時は、一度に全てのイボに塗らず、1〜2ヶ所ずつ使用するようにしましょう。一度にたくさんのサリチル酸を皮膚に塗ると、皮膚への負担が大きく、肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
また、足にできたイボは水虫と間違えられることがしばしばあります。気になる方は、コチラのセルフチェックで確認してみましょう。
オススメ記事
-
電車のつり革?大衆浴場?指にいぼができてしまう原因
指先にできる「いぼ」には、痛みやかゆみなどといった自覚症状はありませんが、見栄えがあまりいいものではありません。でも、そもそもなぜ、そんなところにいぼができるのでしょう?今回は、その原因をドクター監修のもと解説します。
-
なぜ顔にイボができるのか
イボは手や足にできやすいものですが、顔にもできてしまうイボもあります。顔にできるイボには主に3種類あり、ウイルス性の「尋常性疣贅」と「扁平疣贅」、加齢による「老人性疣贅」があります。
-
イボの原因の1つ、ヒトパピローマウイルスとは
ウイルス性のイボの原因となるのは、ヒトパピローマウイルスというウイルスです。古くから全世界に存在しており、人にのみ感染するウイルスで、接触感染をするので、人から人へ移るのが特徴です。現在100種類以上の型が確認されています。
-
イボの感染ルートを知って対策しよう
ヒトパピローマウイルスは、人以外の動物や植物から感染することはなく、人から人へ感染します。イボができている人の皮膚の表面の角質が剥がれ落ち、それを触ってしまうことでヒトパピローマウイルスに感染してしまうのです。
-
頭にもイボはできる
イボは、体のいたるところにできるので、頭にできることもあります。でも、頭にイボができると、髪をくしでとかすときやシャンプーのときに、引っかかりそうで嫌ですね。そこで今回は、頭にできるイボの正体や治療法についてご紹介していきます。
-
人にはなかなか聞けない。見張りいぼといぼ痔の違い
いぼができる痔といえば、「いぼ痔」がありますが、それとは別に、「見張りいぼ」といういぼもあります。そこで今回は、いぼ痔と見張りいぼがどう違うのかをご紹介していきます。
-
赤いイボは老人性のもの?
血管腫には、体の内部の血管の形成異常で起こるものと、体の外部の紫外線の刺激や皮膚の炎症などより起こるものの2種類があります。前者には、ポートワイン血管腫や乳児血管腫、先天性血管腫などがあり、後者を老人性血管腫と言います。
-
老人性イボとは
老人性イボは手の平、足の裏以外の全身どこにでもでき、とくに顔や胸、背中によくできます。遺伝的要因や日光による皮膚の老化が原因と考えられており、中年以降の高齢者にできやすいイボですが、人によっては20代後半くらいでもできることがあります。
スキンケア基礎講座
- ED
- ED
- うつ・ストレス・不眠
- ダイエット
- ニュース
- インタビュー
- トピックス
- メンズライフコンテンツ
- ヒゲ
- ヒゲ剃り
- ヒゲ剃りアイテム
- メンズライフ
- タイアップ一覧
- タイアップ一覧
- ワキガ・体臭・ニオイ
- 包茎
- 審美歯科
- 早漏
- 汗の悩み
- 多汗症
- 男のスキンケア講座
- シャンプー
- メンズコスメの基本
- 保湿
- 洗顔
- 紫外線対策(UV対策)
- 男の美容悩み
- 男の肌トラブル
- 美容整形
- 肌タイプ
- 脱毛
- 頭皮ケア
- 髪の悩み
- 髪をつくる
- 髪を生やす