魚の目とタコは何が違うの?
足裏にできやすい皮膚トラブルといえば、「魚の目」と「タコ」がありますが、皆さんは、この2つの違いをご存知でしょうか?実はどちらも、足が変形していたり、合わない靴を履いていたりすることで、足の特定の部分に慢性的に摩擦や圧力が加わり、「角質層」が分厚く、硬くなってできるという点は、まったく同じです。しかし、症状の現れ方や、発生しやすい場所には違いがあります。そこで今回は、そんな魚の目とタコの違いをご紹介していきます。
魚の目の特徴
魚の目の大きな特徴は、患部の中心に硬い芯があるということ。これは、摩擦や圧力が一点だけに集中して繰り返し加わったことで、角質層が皮膚の内側に向かって肥厚していくことで起こります。また魚の目は、細い芯が、皮膚の奥に入り込むように伸びていくため、やがて、歩くたびに、激しい痛みを感じるようになります。魚の目ができやすいのは、骨と骨の間や、関節のくぼみなどです。
タコの特徴
タコには、魚の目のような芯はありません。摩擦や圧力が「点」ではなく、比較的に広い「面」に繰り返し加わったことで、その部分が厚く、硬く盛り上がってできます。また見た目は、少し黄色みを帯びた色をしています。タコも、圧迫すると痛みを感じることがありますが、それほど強い痛みではなく、むしろ皮膚が分厚くなったことで、感覚が鈍くなったような感じがすることが多いようです。また、魚の目が足の裏にしかできないのに対して、タコは、正座をすることでくるぶしにできる「座りダコ」や、筆記用具を長時間使うことで手の指にできる「ペンダコ」などのように、その人の生活習慣や職業、癖などによって、体のあちこちにできるという特徴があります。ただし、足の裏のタコの場合は、かかとや親指のつけ根、小指のつけ根など、骨の上の皮膚にできることが多いようです。
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