美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

角栓には蒸しタオルが有効

更新日:2016.12.09
公開日:2015.04.07
ドクター画像
この記事の監修者
白石ガーデンプレイス皮膚科クリニック 院長 竹中ちひろ

毛穴がキュッと閉じた状態では、洗顔をしても、角栓はなかなか取れません。そこで今回は、毛穴を開いて角栓を取り除きやすくするための「蒸しタオル」を使った洗顔方法をご紹介していきます。

おしぼり

角栓には蒸しタオルを使ったケアがオススメ

毛穴に角栓が詰まっていると、毛穴が目立ったり、肌がざらついたりして嫌なものですが、角栓は、ふつうに洗顔をしただけでは、なかなか落とせないのが厄介なところです。

そこでオススメしたいのが、「蒸しタオル」を使った角栓のケア。洗顔をする前に、蒸しタオルを顔に当てることで、毛穴が広がるとともに、詰まった皮脂汚れもやわらかくすることができるので、角栓が取り除きやすくなります。

蒸しタオルの作り方

蒸しタオルは、電子レンジを使えば、簡単に作ることができます。

(1)水で濡らしたフェイスタオルをしっかりと絞り、おしぼりのようにクルクル巻くか、畳みます。

(2)清潔なお皿の上に乗せて、ラップはかけずに500〜600wの電子レンジで、1分ほど温めます。加熱時間は、電子レンジの機種や水分の量になどによっても変わってくるので、何度か試しながら、最適な加熱時間を見つけましょう。

(3)火傷に注意しながら、温めたタオルを電子レンジから取り出し、広げて少し冷ましてから、顔全体に乗せて、肌を温めます。

(4)蒸しタオルを外して、肌がまだ温かいうちに洗顔をします。

蒸しタオルを使ったケアの注意点

熱いくらいの蒸しタオルを使ったほうが、毛穴がよく開くように思う人もいるかもしれませんが、熱すぎるものを使うと、火傷をしたり、赤ら顔になったりする可能性があります。蒸しタオルは、必ず適温に冷ましてから、顔に乗せるようにしましょう。

また、蒸しタオルをあまり頻繁に使いすぎると、肌の乾燥や赤ら顔の原因になるといわれています。毎日は行わず、週に2〜3回程度にとどめておきましょう。

そして、蒸しタオルで顔を温めた後は、肌がいつも以上にやわらかくなっています。その状態で肌を強くこすると、角質層を傷つけてしまので、洗顔の際は、肌をゴシゴシこすったりせず、しっかりと泡立てた泡で、汚れを包み込むように、やさしく洗うようにしましょう。

また洗顔をしたあとに、そのままにしていると、肌が乾燥してしまうので、なるべく早く、保湿ケアを行いましょう。

オススメ記事

スキンケア基礎講座