内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
赤いイボは老人性のもの?
血管腫には、体の内部の血管の形成異常で起こるものと、体の外部の紫外線の刺激や皮膚の炎症などより起こるものの2種類があります。前者には、ポートワイン血管腫や乳児血管腫、先天性血管腫などがあり、後者を老人性血管腫と言います。
赤いイボの正体は血管腫
肌にツルンとした数ミリ程度の血がたまったような、赤いイボができることがあります。これは「血管腫」と言う良性腫瘍です。
原因は現在でもいくつかの学説が唱えられており、特定されていない状態です。症状としては、血管が拡張したり増殖したりといった、奇形を起こしていると考えられる場合が多いようです。
奇形、というとちょっと怖いですが、数ミリ程度の血管腫であれば、奇形は顕微鏡レベルのものですので、健康を害する心配はなく、腫瘍自体も良性ですので、病気に発展することはなく、取らなければならないものではありません。
ただ、あまり大きいものになると、生活に支障をきたすこともありますし、見た目の似た悪性腫瘍である場合もありますので、皮膚科や整形外科の診察を受けることをオススメします。
血管腫には老人性のものとそうでないものがある
血管腫には、体の内部の血管の形成異常で起こるものと、体の外部の紫外線の刺激や皮膚の炎症などより起こるものの2種類があります。前者には、ポートワイン血管腫や乳児血管腫、先天性血管腫などがあり、後者を老人性血管腫と言います。
老人性血管腫と聞くと、高齢者にできるものだと考えてしまうかもしれませんが、若い人にもできます。老人性血管腫は顔や腕、胸元、背中など紫外線を浴びやすい部分にできやすいのが特徴です。
老人性血管腫は、早ければ思春期頃からでき始めます。予防するためには、しっかりUV対策を行うことと、皮膚の炎症を起こさないよう、日々のスキンケアをきちんと行っていく必要があります。
血管腫の治療法
血管腫は良性ですので無理に取る必要はないのですが、見た目が気になる場合は治療を受け、除去することができます。ただし、美容的観点が大きくなりますので、保険が効かないことが多いようです。治療費については、事前にしっかり確認を取るようにしてください。
血管腫の除去治療は皮膚科や形成外科でおこなっており、主に4つの方法があります。
・レーザー治療
ホクロやイボの除去にも利用される治療法で、炭酸ガスレーザーを使用します。炭酸ガスレーザーは水に反応するレーザーで、皮膚の水分に反応して熱を生じさせます。この特徴を利用し、患部を削っていくのです。多くの病院で採用されているオーソドックスな治療法です。その他にもロングパルスヤグレーザーやエルビウムレーザーを用いることがあります
・電気凝固法
こちらもホクロやイボにもよく利用される治療法です。電気メスを使用し、患部を焼いてかさぶた状にし、除去します。治療にかかる時間も5〜10分程度で、小さな血管腫の除去にはレーザー治療か電気凝固法が手軽でオススメです。
・凍結療法
液体窒素で血管腫を凍結させて組織を破壊し、除去する治療法です。治療を行って1週間ほどで、患部がだんだんかさぶた状になり剥がれていきます。上記の2つの治療法に比べ、術後の患部が痕になりやすいのが欠点です。
・外科手術
上の3つでは除去できないような大きな血管腫の場合、手術により切除することも検討されます。目安としては、血管腫が1センチ以上になると手術を勧める病院が多いようです。
オススメ記事
-
電車のつり革?大衆浴場?指にいぼができてしまう原因
指先にできる「いぼ」には、痛みやかゆみなどといった自覚症状はありませんが、見栄えがあまりいいものではありません。でも、そもそもなぜ、そんなところにいぼができるのでしょう?今回は、その原因をドクター監修のもと解説します。
-
歩くと痛い!魚の目になりやすい人の生活習慣5つ
魚の目は、角質層が硬くなって芯のように皮膚に食い込み、痛みを感じる病気ですが、この魚の目がすぐにできてしまうという人は、生活習慣に問題がある可能性があります。そこで今回は、魚の目になりやすい人の生活習慣を5つご紹介していきます。
-
いぼがうつらないようにするには?正しい予防の知識
いぼには、いくつか種類がありますが、中でももっとも多いのがウイルス感染によって起こるウイルス性疣贅です。今回は、このウイルス性疣贅の感染経路や、感染を予防する方法をご紹介していきます。
-
自宅でできるイボの治し方
薬局やドラッグストアで買うことのできるイボの外用薬には、「サリチル酸」が主成分として配合されています。サリチル酸には皮膚の角質を柔らかくする角質軟化作用があります。薬の使い方と注意点を説明します。
-
いぼって何でできるんだろう?
いぼは、ヒトパピローマウイルスというウイルスが感染することにより羅患します。通常、いぼは一過性のもので、時間が経てば治るのですが、なかなか治らない場合は正しい治療が必要です。
-
イボの感染ルートを知って対策しよう
ヒトパピローマウイルスは、人以外の動物や植物から感染することはなく、人から人へ感染します。イボができている人の皮膚の表面の角質が剥がれ落ち、それを触ってしまうことでヒトパピローマウイルスに感染してしまうのです。
-
ウイルス性イボは放っておくとうつる
イボにはいろいろな種類のものがありますが、大半はウイルス感染によって起こる「ウイルス性疣贅(ゆうぜい)」です。そこで今回は、ウイルス性のイボの種類やイボの感染についてご紹介していきます。
-
イボの原因の1つ、ヒトパピローマウイルスとは
ウイルス性のイボの原因となるのは、ヒトパピローマウイルスというウイルスです。古くから全世界に存在しており、人にのみ感染するウイルスで、接触感染をするので、人から人へ移るのが特徴です。現在100種類以上の型が確認されています。
スキンケア基礎講座
- ED
- ED
- うつ・ストレス・不眠
- ダイエット
- ニュース
- インタビュー
- トピックス
- メンズライフコンテンツ
- ヒゲ
- ヒゲ剃り
- ヒゲ剃りアイテム
- メンズライフ
- タイアップ一覧
- タイアップ一覧
- ワキガ・体臭・ニオイ
- 包茎
- 審美歯科
- 早漏
- 汗の悩み
- 多汗症
- 男のスキンケア講座
- シャンプー
- メンズコスメの基本
- 保湿
- 洗顔
- 紫外線対策(UV対策)
- 男の美容悩み
- 男の肌トラブル
- 美容整形
- 肌タイプ
- 脱毛
- 頭皮ケア
- 髪の悩み
- 髪をつくる
- 髪を生やす