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保湿化粧品の選び方

更新日:2017.05.17
公開日:2014.12.01
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この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

乾燥しやすいこれからの季節は、男性でも保湿ケアが欠かせません。しかし、スキンケア用品はいろいろな種類があるので、どれを使っていいのかわからないという方もいるかもしれません。そこで今回は、保湿化粧品の選び方をご紹介してきます。

保湿のための化粧品の選び方

気温や湿度が下がり、肌が乾燥しやすくなるこれからの季節は、男性にも保湿ケアが欠かせません。しかし、スキンケア用品は、たくさん種類があるので、どれを使えばいいのか迷うと思います。そこで今回は、そんな方のために、保湿化粧品の選び方をご紹介してきます。

保湿ケアの1つ目のステップは化粧水。男性用の化粧水には、「皮脂を抑える」「毛穴を引き締める」といった効果をうたったものをよく見かけますが、これらは「収れん化粧水」というもので、保湿を目的としたものではありません。

保湿のためには、特に「○○化粧水」と表示されていない一般的な化粧水で、「しっとりタイプ」のものを使うと良いでしょう。また、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの水溶性の保湿成分が配合されているものなら、より高い保湿効果があります。

保湿美容液はセラミドが決め手

2つ目のステップは美容液。美容液は男性には、あまり馴染みのない化粧品かもしれませんが、有効成分が濃縮されていて、高い効果を発揮してくれます。保湿のために美容液を使うなら、強い保湿効果を持つ「セラミド」が配合されたものが良いでしょう。

セラミドとは、もともと肌に存在する保湿物質で、肌の1番表面の角質層内で、細胞と細胞の間を隙間なくつなぎとめる役割をしています。また、肌の内側から湧き出てきた水分をしっかりと抱え込んで、逃がさないという働きもあります。

「うるおいがある肌」というのは、セラミドをたっぷり含んだ肌のことです。逆に、セラミドが不足していると、角質層が乾燥してスカスカになり、やがては、肌の内部の水分まで、蒸発するようになります。

セラミドは、水溶性ではないので、化粧水には配合できません。美容液や次に紹介する乳液などで補うようしましょう。

乳液も忘れずに

最後のステップは乳液。「そんなにたくさんつけなきゃダメなの?」と思うかもしれませんが、スキンケアの仕上げは、油分を配合した乳液でフタをし、化粧水や美容液の有効成分を肌に閉じ込めることが大切です。

ただし、あまり油分が多すぎるものは、男性には、べたつくように感じるかもしれません。セラミドなどの保湿成分を配合しつつ、軽く油分を補えるようなサラッとした使い心地のものがオススメです。

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