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カミソリ負けの痕が赤くなる原因
カミソリ負けの痕に、ニキビのような赤いブツブツできたことはありませんか?これは「尋常性毛瘡」というもので、一度できるとなかなか治らない厄介な症状です。そこで今回は、尋常性毛瘡ができるメカニズムや予防方法をご紹介していきます。
カミソリ負けの赤いブツブツの正体
カミソリ負けをしたところに、赤いブツブツができた経験はありませんか?これは、「尋常性毛瘡(じんじょうせいもうそう)」というもの。カミソリ負けは、髭剃りの際に、皮膚の表面まで削り取ってしまうことで起こりますが、このとき、傷口から「ブドウ球菌」などの菌が侵入すると、炎症を起こして、ニキビのような赤い湿疹ができてしまうのです。
炎症が治まっていないのに、そのまま、毎日髭を剃り続けていると、細菌がどんどん繁殖し、湿疹が治まらないどころか、化膿してしまうこともあります。また、湿疹や化膿を繰り返し起こしていると、色素が沈着したり、皮膚が肥厚したりすることもあります。症状がなかなか治まらないときは、そのままにせずに、皮膚科を受診しましょう。
尋常性毛瘡を予防するには?
尋常性毛瘡を予防するためには、髭剃りに際に、肌を傷つけないことが大切です。そこでここからは、肌にやさしい髭の剃り方をご紹介していきましょう。
(1)いきなり髭を剃らずに、まずは、肌と髭にぬるま湯などで十分に水分を与え、髭をやわらかくしましょう。時間に余裕があるなら、お湯に浸したタオルで、肌や髭を温めるのもオススメです。
(2)肌の滑りを良くするために、シェービング剤をつけます。
(3)髭はほとんどの場合、上から下に向かって生えているので、毛の流れに沿って順反りしていきます。このとき、剃る回数が多いほど、肌を傷つけやすくなるので、なるべく1回のストロークを大きくするのがポイントです。
(4)ひと通り剃り終わったら、もう一度シェービング剤をつけ直し、剃り残した部分だけ逆剃りをします。ただし、逆剃りは肌への負担が大きいので、カミソリ負けしやすい人は、できるだけ逆剃りの回数を抑えましょう。
(5)髭剃りが終わったら、冷水で洗顔し、肌を清潔にしたあと、保湿化粧水と乳液でしっかりと保湿をします。保湿化粧水の代わりに、アフターシェーブローションを使うという手段もありますが、アルコール(エタノール)やメントールが入っているアフターシェーブローションは、刺激が強く、肌を乾燥させやすいので、注意しましょう。
日常生活で気をつけたいこと
尋常性毛瘡は、肌が乾燥していたり、免疫力が低下していたりするときに起こりがちです。髭剃りの後だけでなく、洗顔や入浴をしたあとは、必ず保湿ケアをする習慣を持ちましょう。また、睡眠不足は免疫力を低下させる原因になるので、しっかりと睡眠時間を確保することも大切です。
また、髭剃りの保管状態が悪いと、切れ味が悪くなったり、雑菌がついたりして、カミソリ負けの原因につながります。詳しくは「電気シェーバーの正しい手入れ・保管方法」をご覧ください。
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