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電車のつり革?大衆浴場?指にいぼができてしまう原因
指先にできる「いぼ」には、痛みやかゆみなどといった自覚症状はありませんが、見栄えがあまりいいものではありません。でも、そもそもなぜ、そんなところにいぼができるのでしょう?今回は、その原因をドクター監修のもと解説します。
指にできる「いぼ」の正体
皆さんは、気がついたら、指先などに、小さな「いぼ」ができていたという経験はありませんか?これは、「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」という種類のいぼで、体のどこにでもできるものですが、特に手の指や爪のまわり、手足の甲、足の裏などにできることが多いようです。
尋常性疣贅は、はじめのうちは1mm程度の丘疹(小さなブツブツ)ですが、大きくなるに連れて、表面が硬くザラザラして盛り上がっていきます。痛みやかゆみなどといった自覚症状はほとんどありませんが、大きくなると、むず痒い感じがしたり、押さえると痛かったりすることもあるようです。
尋常性疣贅の原因
尋常性疣贅は、「ヒトパピローマウイルス」というウイルスの感染によって起こるので、電車の吊革やドアノブなどを介して感染ることもあります。
皮膚というと、「1枚の皮」をイメージする人もいるかもしれませんが、実際には、「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層でできており、1番上にある表皮自体も、「角化細胞」と呼ばれる細胞が何層にも重なってできています。中でも、表皮の1番外側にある「角質層」は、10〜20層の角化細胞が積み重なってできており、皮膚の内部に、ウイルスなどの異物が侵入するのを防ぐバリアの役割を果たしています。また万が一、ウイルスが皮膚の中に侵入してしまっても、体の免疫機能が、これを排除しようと働きかけます。このため、健康な状態なら、ヒトパピローマウイルスに感染することはありません。
しかし、免疫力が低下しているときに、皮膚に、小さなすり傷やささくれなどができていると、そこから侵入したウイルスに感染し、いぼができてしまうのです。このため尋常性疣贅は、大人よりも免疫力の弱い子供にできやすいという特徴があります。また手足にできやすいのは、これらの場所が外傷を受けやすいからです。
尋常性疣贅は、自然に治ることもありますが、放っておくと、大きくなったり、ほかの部位にも感染して、数が増えたりしやすい傾向があります。また、ほかの人にうつしてしまうこともあるので、なるべく早く、皮膚科を受診するようにしましょう。
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