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男性のニオイ。ルシードでスマートに対策を 

更新日:2018.10.04
公開日:2017.07.26
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この記事の監修者
メンズスキンケア大学編集部

現代社会においてはさまざまなリスクマネジメントが必要ですが、男性の体臭問題もその一つです。特に30代後半から40代の男性に見られる「ミドル脂臭」に対しては、「スメルハラスメント」という言い方もあるほど。株式会社マンダムの奥啓輔さんに、正しいスメルマネジメントと、40歳からのスマートエイジングを支援するブランドとしてのルシードについて伺いました。

ニオイは、パーソナル問題から、ソーシャル問題へ

株式会社マンダム
広報部 主任 奥 啓輔

「スメルハラスメント」という言葉の認知率は高くなっているのですか?

奥:

弊社の調査では、3年前に比べて2倍以上の45.8%の認知率に拡大しています。クールビズシーズンに向けて行った「気になること」アンケート調査の一項目で、男女1100人以上に聞いた結果です。女性のほうがニオイに敏感ですが、多くの男性もニオイ問題に気づきつつあります。

スメルハラスメントとは、自分の発するニオイが周囲に不快感を与えることを、社会問題として扱うときの言い方です。気になるニオイは、香水、柔軟剤、デオドラントなどもありますが、やはり1位は「体臭」でした。また、ニオイが気になって仕事に集中できない、一緒に仕事をしたくない、周囲への配慮が足りないなどの辛辣な回答も挙がっています。

弊社では、個人がニオイをマネジメントできるようなお役立ちを考え、3年前の2014年から男性体臭研究を生かした「においケアセミナー」を企業向けにスタートさせました。現在、2000名を超える方々に受講いただいています。

ニオイ問題は“自己啓発”から

「においケアセミナー」はどんな会社に求められていますか?また、内容も教えてください。

奥:

接客業からのご要望が高いかなと想像しましたが、実際は、内勤者も多い通常の企業からもよく依頼をいただきますね。会社は学校と違って部署移動がない限り席の配置はほとんど変わりません。隣の人の体臭が気になって集中できないといったような相談が人事や総務に入るようですが、当人に直接注意するのは非常にデリケートで難しい。そこで、われわれのような第三者のセミナーを通して“においケアの必要性”と“効果的なケアの仕方”を理解していただくのです。

セミナーでは、まず、体臭のメカニズムを解説します。身体の部位によってニオイの原因となる汗などの材料が違うことや、ニオイの発生プロセスを説明し、そのうえで、年齢によって体臭が変化することを丁寧に示します。

汗臭でも、加齢臭でもない、ミドル男性に特有の「ミドル脂臭」とは

年齢による体臭の違いとは? 

奥:

加齢による体臭の変化で、まず頭に浮かぶのは「加齢臭」ですね。でも、われわれが周知に努めているのは「ミドル脂臭」と呼ばれるものです。

男性の体臭は加齢で変わります。20代~30代前半の若年層のニオイの原因は「汗臭」。また、「加齢臭」は50代から現れます。では、その間の30代半ば~40代のニオイはなにか?それが「ミドル脂臭」です。ミドル脂臭は、汗臭とも加齢臭とも違い、3つの中でも不快度が高い脂っぽいニオイなのです。

体臭が発生するメカニズムを簡単に説明します。運動すると一気に出る汗はエクリン汗腺から分泌される汗です。エクリン汗腺は全身にあり、主な目的は体温調整です。もう一つ、ワキに多く存在するアポクリン汗腺があり、これが強いニオイの発生原因になります。

エクリン汗腺の汗も、アポクリン汗腺の汗も、分泌されると皮膚上にある皮膚常在菌という細菌のエサになります。細菌は、汗を代謝してジアセチルを生成。また、皮脂を代謝することで中鎖脂肪酸を発生させます。この2つが混ざり合って「ミドル脂臭」になるのです。

ミドル脂臭にはどのような特徴がありますか?

奥:

若年層の酸っぱい汗臭でもなく、枯れ葉や押し入れのニオイと言われる加齢臭でもない、ミドル脂臭は廃油のような脂っぽいニオイです。主に、頭頂部や後頭部、うなじから発生し、たとえば、エレベーターや電車でちょうど鼻の前に来る部分からニオってきたら、それはミドル脂臭だと思われます。

ジアセチル+中鎖脂肪酸=ミドル脂臭と先ほど言いましたが、ミドル男性のジアセチルは、若年層や50代以降よりも多く発生することがわかっています。さらに、ミドル男性の皮脂は粘性も高く、細菌の代謝物、つまり発生したニオイを皮脂に蓄積してしまい、洗ってもなかなか取れにくいのが特徴です。特に、40代の頭皮の皮脂は、20代に比べて濃度も粘性も非常に高いので、試験官に入れて傾けても動きにくいほどです。

ミドル脂臭対策には殺菌成分での洗浄が有効

対策はどうしたらいいですか?

奥:

殺菌成分を配合したシャンプーやボディソープで、しっかり洗浄していただくことが大事です。セミナーではシャンプー方法もレクチャーしますが、おすすめはシャンプー時間計3分の中で2度洗いをしていただくこと。1分半+1分半でもいいし、2分+1分でもいいので、ご自分のやりやすい時間配分をつかんでください。洗い方は、「塗り絵を塗り潰すように」とお伝えしています。髪の生え際の輪郭線から内側へと塗り残しのないように塗り潰して洗ってください。弊社のルシード開発担当者が銭湯でモニタリングしましたが、4人に1人が1分に満たないシャンプー時間だったそうです。

ちなみに、加齢臭は汗臭やミドル脂臭とはまったく違うプロセスで発生します。皮膚常在菌ではなく、経年により体幹(背中や胸部分)から発生し、酸化することで加齢臭になります。体幹部分なので、主に衣類に付着します。細菌が原因ではないので、殺菌成分で洗い流す発想ではなく、衣類の消臭スプレーで対処していただくといいですね。

殺菌成分もうるおい成分も配合したルシード

ルシードのブランドについて教えてください。

奥:

ルシードは、40歳からの顔・身体・髪の変化がもたらす悩みに応えるブランドです。いわゆる若返りのエイジングケアではなく、「スマートエイジング」を軸にカッコよくポジティブな歳の取り方を応援するブランドなのです。今回お話したミドル脂臭の悩みに応えるシャンプー&ボディソープは2014年に発売し、2015年にリニューアル。パッケージと泡立ちアップの改良でぐっと売り上げが伸びました。ほかにも、ボディペーパーシリーズ、髪のボリュームダウンにも対応するスタイリングシリーズ、白髪染めのシリーズも揃えています。中でも、ボディペーパーはいまや多くの男性が愛用していますが、ルシードのペーパーはうなじから髪の中の頭皮までゴシゴシ拭いてもらえる設計でご好評をいただいています。

最後に、男性へのメッセージをお願いします。

奥:

ミドル脂臭も加齢臭も、加齢に伴い誰でも発する当たり前の現象です。自分でも知らない間に相手によくない印象を与えてしまうのが体臭のこわいところ。昔から“脂が乗る”という言い方をしますが、まさに脂の乗った人生を送られる真っ最中のミドル男性の方に正しいケアで不安なく生き生きと過ごしていただきたいと思います。ルシードは、あなたのスマートエイジングを応援しています。

ブランド情報

ルシード

ルシードは、40代男性のカラダの変化がもたらす「悩み」に応えることをミッションとしたブランドです。
ミドル男性のカラダの悩みを徹底的に研究し、「ニオイケア」「フェイスケア」「スタイリング」「白髪染め」
の分野でで商品を展開しています。ルシードはもう一度、胸を張れる大人が増えるようにと願いながら製品をつくってゆきます。

http://www.lucido.jp/

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