美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

これって炎症?カミソリ負けが治りにくい理由

更新日:2016.12.09
公開日:2014.12.12
ドクター画像
この記事の監修者
さやか美容クリニック・町田 院長 皆木靖紀

髭剃りのときに、カミソリ負けが起きると、なぜ、なかなか治らないのでしょうか?そこで今回は、男性のカミソリ負けが治りにくい理由と、早く治すために心がけたいことをドクターの解説のもと、詳しくご紹介していきます。

男性のカミソリ負けが治りにくい理由

カミソリ負けは、髭などをカミソリで剃ったときに、皮膚の表面にある角質層まで削ぎ取ってしまうことで起こります。またその際に、傷口から菌が侵入して炎症を起こすと、ニキビのように赤い湿疹ができたり、化膿したりすることもあります。

こういったカミソリ負けの症状を治すには、しばらく髭を剃らず、肌を休ませてあげるのが一番です。でも、会社勤めをしている男性の場合は、毎日、髭を剃らないわけにはいかないので、傷や炎症が悪化して、なかなか治らなくなってしまうのです。

カミソリ負けを早く治すために

カミソリ負けを早く治すためには、髭を整えるのに時間がかかってしまいますが、できれば、ハサミで髭を切って、肌への負担をなくしましょう。

時間に余裕がなかったり、きれいに切れなかったりして、ハサミでは難しいようなら、カミソリの代わりに、電気シェーバーを使うというのも良いでしょう。特に、回転式の電気シェーバーなら、肌への負担が少ないといわれているのでオススメです。

また、これはカミソリにも、電気シェーバーにもいえることですが、汚れていたり、切れ味の悪かったりするものを使うと、症状を悪化させやすくなります。髭剃り用具の使用後は、皮脂汚れなどをきれいに落とす、また、定期的に刃を交換して、切れ味を良くしておくことも大切です。

髭の剃り方にも気をつけよう

ただし、いくら清潔で切れ味の良いものを使っていても、肌に強く押しつけ過ぎると、炎症が悪化してしまいます。できるだけ肌の上を滑らせるような感覚で、やさしく剃ることが大切です。

肌への負担が少ないカミソリでの髭の剃り方は『カミソリ負けの痕が赤くなる原因』に、電気シェーバーで剃り方は『電気シェーバーによるカミソリ負け』のページで詳しくご紹介しているので、そちらも合わせてご覧ください。

こういったことを心がけても、一向に炎症が治まらなかったり、症状が悪化して、化膿してきたりしたときは、皮膚科医に診てもらいましょう。何度も炎症や化膿を繰り返していると、色素が沈着してしまうことがあるからです。

オススメ記事

スキンケア基礎講座