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乾燥肌にオススメのヒアルロン酸入り化粧水
乾燥肌には、ヒアルロン酸入りの化粧水がよいという話を耳にすることがありますが、ヒアルロン酸とは、どういった成分なのでしょうか。今回は、ヒアルロン酸の働きや、ヒアルロン酸入り化粧水の効果をご紹介していきます。
保湿用の化粧水というと、「ヒアルロン酸」が配合されているものをよく目にしますが、そもそもヒアルロン酸とは、どういう成分なのでしょうか。今回は、ヒアルロン酸の特徴とヒアルロン酸入り化粧水の効果についてお話していきます。
ヒアルロン酸とは?どんな種類があるの?
肌は、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層でできており、上から2番の真皮は、肌のハリや弾力に深くかかわってきます。
「ヒアルロン酸」とは、この真皮に備わっているゼリー状の成分の事です。ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水分を抱えこむことができるとされており、肌の水分を保持するという重要な役割を担っています。このため、真皮のヒアルロン酸が減ると、肌が乾燥し、ハリや弾力もなくなってしまうのです。
ヒアルロン酸は、真皮にある「線維芽細胞」という細胞によって作り出されていますが、この線維芽細胞は、加齢とともに数が減ったり、働きが弱くなったりします。ですから、肌の水分保持力を維持し、ハリや弾力のある肌を保つためには、線維芽細胞の数や働きをキープすることが重要です。
化粧水に配合されているヒアルロン酸には、次のような種類があります。
ヒアルロン酸
分子量が100万以上と極めて高分子で、粘性が高く、保水能力が高いという特徴があります。ただし、肌には浸透せず、肌表面に留まって、肌のバリア機能をサポートします。
加水分解ヒアルロン酸(低分子ヒアルロン酸)
酵素などを使って、ヒアルロン酸を加水分解し、分子量を1万以下に低分子化したものです。表皮の表面にある「角質層」に浸透し、角質層の水分を保持します。
アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)
分子量が1万~10万程度と低分子で、粘性が低く、つけ心地はサラッとしています。多量の水分を保持しつつ、肌表面に留まることで、角質層に水分補給をすると同時に、水分の蒸発を防いでくれます。
ヒアルロン酸は、安全性の高さが認められており、美容外科や整形外科では、「ヒアルロン酸注射」としても利用されています。また、最近では、ヒアルロン酸から水分を抜き取って成分を濃くした「無水ヒアルロン酸」なども開発されています。
ヒアルロン酸入り化粧水は乾燥肌にいい?
ヒアルロン酸は、加齢とともに徐々に減っていくため、それを補う意味でも、ヒアルロン酸化粧品は役立ちます。ただし、ヒアルロン酸は分子が大きいため、化粧水として肌に塗っても、真皮にまで浸透させることはできません。化粧水にヒアルロン酸が配合されているのは、真皮のヒアルロン酸を補うためではなく、主に肌の表面を覆う「角質層」の水分を保持するためです。
角質層とは、肌内部の水分が蒸発を防いだり、外的刺激が肌の中に侵入するのをブロックしたりするバリアとして機能する層です。ヒアルロン酸入化粧水を使うことで、角質層の水分を抱えこみ、肌のバリア機能を強化できるので、それ以上の水分の蒸発を防いで、乾燥肌を改善する効果が期待できます。
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