食生活を見直して口臭を改善しよう
口臭は様々な要因が組み合わさって起こります。唾液不足が主な原因ですが、口内の酸性化や、近年では腸の汚れも口臭の原因になると言われています。
朝食をしっかり食べて口臭予防
睡眠時は唾液の分泌が抑えられるため、起床時は口が乾き、口臭が起こります。うがいをしたり歯を磨くことも大事ですが、朝食をきちんととることも効果があります。
唾液の分泌は噛むことが大切。食事により咀嚼することで唾液力を上げ、口臭が予防できるのです。
よく噛まずに食べ物を飲み込んでしまうことは、胃や腸などの内臓にも大きな負担をかけますし、栄養素の吸収効率も悪くなってしまいます。普段の食生活から、よく噛むことを心がけましょう。
口内をアルカリ性にしてあげよう
口内が酸性になると、細菌の活動が活性化します。口内が酸性になってしまう原因は、葉の間や表面に残った食べかすを細菌が分解し、酸をつくり出してしまうこと。砂糖や肉・魚介類などのタンパク質はより酸になりやすいので食べ過ぎには注意が必要。コーヒーなど酸性の強い飲食物の過剰摂取にも気をつけましょう。
逆に、口内をアルカリ性にしてくれる食材は野菜・フルーツ・きのこ類などがあります。また、ガムを噛むのも効果的。唾液には口内が酸性に傾くのを防いでくれる効果があります。ただし、ガムに砂糖が使われていると意味がありませんので、キシリトールなどが配合された無糖のものを選びましょう。
腸の環境を整えよう
近年、口臭の原因として腸の汚れが注目されています。腸が汚れると悪玉菌が繁殖し、アンモニアなどの悪臭を放つガスを発生させます。これが口臭の一因となっている場合があるのです。
これを防ぐ方法は、善玉菌を増やすこと。善玉菌を増やす食材は、オリゴ糖を多く含む野菜や豆類・乳製品や、納豆・ヨーグルト・漬物などの発酵食品、食物繊維の豊富な野菜・海藻・果物などが上げられます。和食中心の食事も善玉菌を増やすのには効果的。
悪玉菌は加齢によっても増加します。ですが、日頃から善玉菌を増やすように努めていれば、腸が原因の口臭は防ぐことができます。食生活を見直し、健全な腸内環境を目指しましょう!
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