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男にとってもみあげとは
普段当たり前に口にしている「もみあげ」という呼び方。よく考えると、垂れ下がって生えている髪を「あげ(上げ)」と呼ぶのは不思議ですね。そこで今回は、もみあげという言葉の由来から、男性にとって、もみあげがどういう存在なのかを紐解いていきます。
「もみあげ」とは?
「もみあげ」とは、耳の前あたりに生えている髪の毛のことですが、垂れ下がるように生えている髪の呼び名に、「あげ(上げ)」とついているのは、すこし不思議な感じがします。一説によると、「もみあげ」という呼び方の由来には、江戸時代に、男性の間で流行ったヘアスタイルが関係しているそうです。
この時代に、下級武士たちの間で流行っていたのが、耳の前に生えている髪に、溶かしたロウと松ヤニを混ぜて揉み込み、上になであげるようにして固めるというスタイル。
これが、「ワイルドさを強調する」とされ、人気を博したのだそうです。そして、揉み込んで上げる、ということから、この部分の髪を「もみあげ(揉み上げ)」と呼ぶようになったといわれています。
もみあげの手入れは男の身だしなみ
もみあげは、短髪にして耳を出している男性にとっては、非常に目立ちやすい重要なパーツ。また、もみあげの太さや長さ、形を変えれば、全体の髪型がそのままでも、シャープに見せたり、爽やかに見せたり、ワイルドに見せたりと、顔の印象を変えることが可能です。
もみあげは癖が出やすいので、伸びすぎるとモジャモジャになりやすいという特徴があるので、こまめな処理が必要です。
自分でカミソリを使用して青ひげになる、肌が荒れるという場合には、医療用レーザーでもみあげを脱毛するのも一つの手段です。
(もみあげのセルフケア方法 監修:ヘアメイク/髙徳 洋史〈LYON〉)
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