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鼻毛とくしゃみの関係性

更新日:2016.12.09
公開日:2015.01.30
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

鼻毛の処理をしたら、くしゃみが出やすくなったという場合は、体に必要な鼻毛までカットしすぎている可能性があります。今回は、鼻毛の重要性と、それを処理し過ぎることの危険性についてお話していきます。

くしゃみが出そうな男性

鼻毛の役割とは? 

「鼻毛の処理をしたら、くしゃみが止まらなくなってしまった」というような経験はありませんか?こういった場合は、鼻毛を脱毛しすぎたり、奥のほうまで短く切ってしまったりするなど、過度に鼻毛の処理をしてしまっている可能性があります。

鼻毛はフィルターの役割を果たすためにて生えています。呼吸器は鼻から始まって、のど、気管支、肺へとつながっており、鼻は空気の入り口になる部分です。そんな鼻の中でも、最初に空気に触れる先端の部分に生えているのが鼻毛。

鼻毛はそこで、空気に混じって入り込んだホコリやウイルス、花粉などをからめ取り、これらの異物が体内に侵入するのをブロックする役割があります。また鼻毛には、鼻の内部の湿度を保って、乾燥を防ぐという働きもあります。

いきすぎた鼻毛処理が招くリスク

鼻毛の処理をし過ぎてしまうと、こういった鼻毛の重要な機能が損なわれてしまい、空気中のホコリなどが体内に侵入しやすくなるので、くしゃみが出るなど、呼吸器系の疾患にかかりやすくなってしまうのです。

最近では、一部のサロンやクリニックで、鼻の穴をツルツルにできるワックス脱毛や、レーザーを使った永久脱毛をしているところがありますが、こういったリスクのことを考慮すると、あまりオススメできません。余程の必要性がない限りは、自分で専用のハサミや鼻毛カッターを使って、こまめに鼻毛のカットをしたほうが良いでしょう。

そして、鼻毛を切るときは、鼻の穴からはみ出しているなど、ふつうにしていても、外から見えて気になってしまう毛のカットにとどめておくことが大切です。

鼻毛は人体に必要なもの

鼻からはみ出ている鼻毛は、見た目の印象を著しく低下させますが、鼻の中に収まっている鼻毛は、健康上なくてはならないものです。それに、鼻毛が生えているのは当たり前のことです。過度に鼻毛を気にしすぎて、必要な毛まで処理してしまわないように注意しましょう。

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