鼻毛は抜いちゃダメって知ってた?
「外出先のトイレで鏡を見たら、鼻毛が出ていることに気づいた」というときは、咄嗟に、指で鼻毛抜いて処理をするという人も多いのではないでしょうか。しかし実はこの行為、危険だからやめたほうが良いのをご存知ですか?
鼻毛の役割は、鼻から空気とともに入ってきたホコリや菌などを絡め取り、体内に異物が入り込むのを防ぐことです。このため、鼻の入り口付近は、私たちが想像している以上に汚れが付着しているものです。そのうえ鼻の中は、粘膜でできており、常に粘液で湿っているので、菌が繁殖しやすい環境になっています。
また毛髪は、毛穴の奥の「毛乳頭」という部分から生えており、毛乳頭は、血管や神経とも繋がっている皮膚の一部です。毛を抜くというのは、この毛乳頭から無理やり毛を引きちぎり、皮膚を傷つけるということ。このため、傷ついた毛乳頭に菌が入り込むと、炎症を起こして「毛嚢炎」になってしまうことがあるのです。
毛嚢炎とは?
毛嚢炎とは、毛穴の中に、ブドウ球菌や連鎖球菌などの菌が繁殖し、化膿してニキビのように腫れあがる症状のこと。軽度の場合は、痛みなどもほとんどなく、放っておいても自然に治りますが、ひどくなると、赤く腫れ上がって、小鼻を押しだだけでも痛むようになります。
この場合も、化膿止めののみ薬(抗生物質)を3〜4日ほど内服すれば回復することがほとんどですが、場合によっては、膿を出すために、患部の切開が必要になることもあります。
鼻毛は切って処理しよう
ですから、咄嗟のときでも、鼻毛を指で抜くことはやめましょう。ピンセットで抜くというのも良くありません。
鼻毛の処理をするなら、先の丸い鼻毛専用のハサミや電動式の鼻毛カッターなどを使って、鼻毛を切ること。家で鼻毛処理をしていても、たまに外出先で鼻毛が出ていることに気づくときがあるという人は、カバンの中に、鼻毛用ハサミや鼻毛カッターを入れておくと良いでしょう。
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